顎下脂肪吸引のダウンタイム徹底解説。痛み・経過・食事やお酒の注意点まとめ | AiZクリニックの鼻整形コラム|東京・表参道のAiZクリニック 

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顎下脂肪吸引のダウンタイム徹底解説。痛み・経過・食事やお酒の注意点まとめ

二重顎を解消しフェイスラインを整える顎下脂肪吸引

顎下脂肪吸引とは、その名の通りあご下(顎下)に蓄積した脂肪を吸引して除去する美容外科手術です。
ダイエットでは落としにくい「あご下の脂肪」にアプローチし、スッキリとした輪郭を作ることができ、以下のような悩みを抱えている方におすすめです。
二重あごの解消:あご下の脂肪が多いと輪郭がぼやけ、二重あごの原因になります。顎下脂肪吸引で余分な脂肪を取ることで、あご下が引き締まり二重あごを改善できます。
フェイスラインをシャープに:顎下の脂肪を除去すると首から顎にかけてのラインが美しく整い、フェイスライン全体がはっきりします。顔が立体的に見え、若々しく健康的な印象につながります。
小顔効果:顔の下半分に脂肪が多いと顔全体が大きく見えがちですが、顎下脂肪吸引で下顔面をスリムにすることでバランスの取れた小顔に近づけます。
脂肪細胞自体を除去するためリバウンドしにくく、小顔効果を長く維持できる点もメリットです。
首のたるみ改善:年齢とともに蓄積した顎下の脂肪を取ることで、首まわりのたるみが軽減し引き締まった印象を与えます。
このように顎下脂肪吸引はダイエットやマッサージでは解消しづらい輪郭の悩みを根本から解消できる手術です。
ただし、皮膚のたるみが強い場合は脂肪を取るだけでは改善が難しいこともあります。
そのようなケースでは、術後に糸リフトやフェイスリフトなど追加施術で皮膚を引き締めるとより理想的なラインになる場合もあります(骨格や皮膚の状態によって最適な治療法は異なります)。まずは専門医に自分の状態を相談し、適切な施術プランを立てましょう。

顎下脂肪吸引のダウンタイム

顎下脂肪吸引は外科手術なので、ダウンタイムがあります。
ダウンタイムとは、手術直後に生じる腫れ・むくみ・痛み・内出血などの一時的な症状が落ち着き、普段通りの生活に戻れるようになるまでの回復期間のこと。
美容整形ではどんな手術でも多少なりともダウンタイムが発生し、顎下脂肪吸引の場合も例外ではありません。
ダウンタイム中は見た目や体調に変化が出るため、仕事や日常生活に支障が出ることがありますが、これは身体が回復し傷を治そうとする正常な過程です。
ダウンタイムの長さや症状の程度は個人差がありますが、脂肪吸引は脂肪の吸引量が多いほど腫れや内出血が強く出やすく、回復にも時間がかかるほか、施術を行う医師の技量や術式によっても左右されます。
顎下脂肪吸引のダウンタイムは、一般的に腫れ・内出血が2〜3週間、むくみが1ヶ月ほど続くと言われているため、施術を受ける際は十分な休養期間を見込んで予定を立てることが重要です。
ダウンタイム中に無理をして動き回ったり不適切なケアをすると、腫れや内出血が悪化したり治りが遅れる可能性があります。
逆に言えば、適切なアフターケアと安静を守ることでダウンタイムを短縮し、最終的な仕上がりを良くすることができます。
体が回復するのに必要な時間と考え、焦らずに過ごすことが大切です。
ダウンタイムが「絶対に必要な期間」であることを理解し、心身に余裕をもって臨みましょう。スケジュールにゆとりをもって手術日程を決め、術後は医師の指示通りに休息とケアを行えば、不安も軽減されより良い結果につながります。

顎下脂肪吸引ダウンタイム中の症状:腫れ・むくみ

顎下の脂肪を吸引すると、その部分に炎症反応が起こり腫れ(浮腫)が生じます。特に術後数日間は顕著で、皮下に残った麻酔液や組織液の影響で一時的に顎下が膨らんだ状態になります。
顔の他の部位と比べて顎下は重力で腫れが下がりやすいため、腫れやむくみが目立ちやすい傾向があります。
腫れは個人差がありますが、一般的に術後2〜3日目にピークを迎え、その後徐々に引いていきます。
顎下の場合、完全に落ち着くまでに2〜3週間程度かかり、1ヶ月もすれば大部分の腫れは改善するので心配しすぎないでください。
腫れを早く引かせるには、後述するバンドを使用した圧迫固定や冷却など適切なケアが有効です。

顎下脂肪吸引ダウンタイム中の症状:内出血(あざ)

脂肪吸引の際に細かな血管が傷つくことで、皮膚に青紫色〜黄色のあざ(内出血)が出現することがあります。
特に顎下はあざが集まりやすい部位で、フェイスラインよりも黄色っぽさが長引くことがあります。
内出血の範囲や濃さも個人差がありますが、通常1〜2週間ほどで徐々に薄まり、自然に消えていきます。
顔の脂肪吸引は体の脂肪吸引に比べ範囲が小さいため、広範囲の大きなあざになることは稀です。
できたとしてもコンシーラーやメイクで隠せる程度であるケースがほとんどなので、気になる場合は医師に相談しながらうまく活用しましょう。

顎下脂肪吸引ダウンタイム中の症状:痛み・熱感

術後しばらくは筋肉痛に似た鈍い痛みや、患部の熱っぽさを感じることがあります。
顎下の脂肪吸引では、痛みのピークは術後2〜3日程度で、それ以降は和らいでいくのが一般的です。
痛み止めの内服薬が処方されますので、適切に服用すれば日常生活に支障が出るほどの痛みは通常起こりません。
患部に触れると少し熱を持っている感じ(熱感)がすることがありますが、これは炎症反応の一環で心配いりません。冷やすことで痛みと熱感の軽減が期待できます(後述)。

顎下脂肪吸引ダウンタイム中の症状:しびれ・感覚鈍麻

脂肪吸引後、顎下から顎先にかけて一時的に感覚が鈍くなることがあります。これは皮下の細かな知覚神経が手術で刺激されるためで、一種のしびれ感や麻痺感として感じられます。
多くの場合、時間とともに神経が回復して数週間〜数ヶ月で改善します。感覚が戻る際にピリピリとした痒みや違和感を感じることもありますが、徐々に治まっていきます。万が一、長期間経ってもしびれが強く残る場合は医師に相談しましょう(極めて稀なケースです)。

顎下脂肪吸引ダウンタイム中の症状:硬さ・ボコつき(拘縮)

術後2週間ほど経つと、吸引した部分の皮下組織が固く締まってくる拘縮(こうしゅく)という現象が起こります。
触るとしこりのような硬さを感じたり、表面がデコボコした質感になることがあります。
これは脂肪を取り除いたスペースに線維組織が増えて一時的に固くなるためで、脂肪吸引を受けた人なら誰にでも起こる自然な反応です。
顎下は皮膚が薄く重力の影響もあるため、特に拘縮による硬さが目立ちやすいですが心配いりません。
拘縮は術後3週間〜1ヶ月頃にピークを迎え、その後2〜6ヶ月かけて徐々に柔らかさが戻っていきます。
完全に自然な触感に戻るまで少し時間はかかりますが、適切なマッサージや圧迫ケアを続ければ回復がスムーズになるので、医師の指示に従ってケアを続けましょう。

顎下脂肪吸引ダウンタイムの経過:術後当日〜数日(0〜3日目)

顎下脂肪吸引後のダウンタイムの経過は、人によって多少異なるものの、おおむね以下のように回復が進みます。
術後1ヶ月までの代表的な経過を時系列で見てみましょう。
まず、術後当日〜数日(0〜3日目)は手術直後から顎下に圧迫バンド(フェイスバンド)を巻いて固定します。
麻酔が切れると鈍い痛みや熱感を感じることがありますが、処方された痛み止めを飲めばコントロールできます。
腫れとむくみは徐々に増し、2〜3日目あたりで最も強く現れます。
顎下が膨らんだように見えますが心配せず安静に過ごしましょう。内出血が出る場合はこの頃に皮膚がうっすら青紫色になります。術後翌日からは軽い身の回りのことはできますが、この時期はまだ安静が必要です。

顎下脂肪吸引ダウンタイムの経過:術後1週間前後(4〜7日目)

術後1週間前後(4〜7日目)になると、腫れのピークを過ぎ、少しずつむくみが引いてきます。
顔の感覚が鈍い・硬い感じがするかもしれませんが、拘縮の始まりなので問題ありません。
内出血が出た場合、青紫色だったあざが徐々に色が薄まり、黄色っぽく変化していきます。
コンシーラーで隠せばかなり目立たなくなるでしょう。痛みはこの頃にはかなり軽減し、日常生活の動作で強い痛みを感じることはほぼなくなります。
抜糸が必要な場合は5〜7日目頃に行います(※顎下脂肪吸引では糸が自然に溶けるケースもあります)。
早い方では1週間で仕事復帰する人もいますが、デスクワークなど軽い仕事に限ります。まだ無理は禁物です。

顎下脂肪吸引ダウンタイムの経過:術後2週間(8〜14日目)

術後2週間(8〜14日目)もすると、むくみ・腫れは日ごとに改善し、正面から見た顔の腫れはかなり引いてきます。
ただし顎下を触ると硬さ(拘縮)が強く感じられる時期です。
皮膚がゴワゴワしたり、笑顔を作りにくい感じがあるかもしれませんが、一時的なものなので心配いりません。
内出血はほとんどの方でこの頃までに消失します(個人差があります)。
フェイスバンドによる圧迫固定は通常1〜2週間程度行うため、医師の指示があればこの時期に外せるようになります。
外出時もマスクをすれば腫れや痣はほぼ分からないでしょう。
軽い運動や入浴も、問題がなければ2週間目以降から徐々に再開できます。

顎下脂肪吸引ダウンタイムの経過:術後1ヶ月(15〜30日目)

15〜30日目になると、目立つ腫れやむくみは大部分が解消し、周囲から見ても違和感がない状態になります。
一方、皮下組織の拘縮はピークに達しており、触るとまだ硬さが残りますが、見た目には分かりません。
顎下を押すと多少の圧痛や違和感がある場合もありますが、日常生活には支障のないレベルです。
この頃から「施術の効果」が実感しやすくなり、フェイスラインがスッキリしたのを感じるでしょう。
ただし完成形ではなく、ここからさらに時間をかけて細かなむくみが取れ皮膚も引き締まっていきます。
通常、顎下脂肪吸引の仕上がりが安定するのは3〜6ヶ月後です。
1ヶ月時点ではまだ経過途中であることを念頭に置きましょう。

顎下脂肪吸引のダウンタイムを早く終わらせるためのコツ:圧迫固定(フェイスバンドの着用)

ダウンタイムを少しでも短く、安全に乗り切るためには適切なアフターケアが欠かせません。以下に顎下脂肪吸引の術後にできる具体的な対策を紹介します。
顎下脂肪吸引後は、患部を圧迫する専用のバンドや包帯を医師の指示通りに装着しましょう。
圧迫固定には腫れや内出血を最小限に抑え、皮膚を引き締めて仕上がりを良くする効果があります。
特に術後すぐ〜数日間はしっかりと圧迫することが重要です。
一般的には術後5日〜1週間程度は終日フェイスバンドをつけ、その後も可能であれば夜間だけ着用するなどして計2週間ほど圧迫を続けると良いでしょう(詳しい期間はクリニックの指示に従ってください)。
圧迫具は最初きつく感じますが、外すと腫れが引きにくくなるため、決められた時間はしっかり装着することが大切です。

顎下脂肪吸引のダウンタイムを早く終わらせるためのコツ:冷却ケア

術後すぐから72時間程度(約3日間)は冷却が効果的です。
氷嚢や冷えピタなどで顎下を優しく冷やすと、血管が収縮して内出血や腫れが抑えられ、痛み軽減にもつながります。
ただし、冷やしすぎは逆効果。氷を直接肌に当てると凍傷の恐れがあるだけでなく、極端に冷やすと血行が悪くなり治りが遅れる可能性もあります。
冷やす際はタオルでくるんだ保冷剤を当て、10分冷やしたら少し間隔をあけるなど、適度に行いましょう。
目安としては腫れが強い最初の数日間集中的に、その後はむくみが気になる時だけ軽く冷やす程度で構いません。

顎下脂肪吸引のダウンタイムを早く終わらせるためのコツ:安静と姿勢

ダウンタイム中はできるだけ安静に過ごすことが基本です。術後1週間は激しい運動や長時間の入浴、サウナ、飲酒など血行が極端に良くなる行為は避けてください。血流が増えると炎症が悪化し、腫れや内出血がひどくなる可能性があります。同様に、長時間のスマホや読書で顔を下に向けっぱなしにするのも血液が溜まりやすいため控えましょう。睡眠時の姿勢も重要です。術後しばらくはうつ伏せ寝・横向き寝は避け、仰向けで枕を高くして寝ると腫れを抑えられます。
枕で上半身を少し起こすようにし、顔に血液が下がらないようにするとむくみ防止に効果的です。

顎下脂肪吸引のダウンタイム中にしてはいけないこと

顎下脂肪吸引のダウンタイム中に以下のことを行うと、長引いたり悪化する原因になります。

1. 圧迫固定を怠る・自己判断で外す
術後に着用するフェイスバンド(圧迫バンド)は、腫れや内出血を抑え、皮膚のたるみ防止や仕上がりの引き締めに重要です。
医師から指示された期間は外さずに装着してください。特に術後3〜7日目までは終日装着が一般的です。

2. 長時間の入浴・サウナ・飲酒
血行が良くなると腫れ・内出血が悪化する可能性があります。
術後1週間程度は湯船・サウナを避けてシャワーのみにし、飲酒も控えましょう。

3. 激しい運動や筋トレ
全身の血流が上がると、患部の炎症や出血が悪化することがあります。
術後2週間程度は運動やスポーツ、重いものを持つ動作は控えてください。

4. うつ伏せ・横向きで寝る
寝る姿勢はとても重要です。顔が下を向くとうっ血して腫れやむくみが長引く原因になります。
術後1〜2週間は仰向け+やや上体を起こした姿勢で就寝がおすすめです。

5. 喫煙
喫煙は血流を悪くし、傷の治りを遅らせる大きな原因です。
術前後1か月は禁煙を強く推奨します。タバコは感染・色素沈着・拘縮悪化のリスクを高めます。

6. マッサージや患部を押す・揉む
術後すぐの圧迫以外のマッサージは逆効果になることがあります。
医師の許可が出るまでは自己流のマッサージは避けてください。

7. 処方された薬の飲み忘れ・自己判断で中止
抗生剤や鎮痛薬、むくみ止めなどは回復をサポートするために処方されています。
指示された期間、決められた用量をしっかり服用しましょう。

また、顎下にメイクやスキンケアをする場合は、清潔な状態で、強くこすらないように。
フェイスバンドを外すときは清潔な手で、肌を圧迫せずゆっくり外しましょう。
術後の異常(激しい腫れ・発熱・膿など)があればすぐクリニックへ相談してください。

顎下脂肪吸引ダウンタイム中の食事について お酒はいつから解禁?

顎下脂肪吸引ダウンタイム中の食事は基本的に普段と変わらず、術後の身体に負担にならないものでない限り、通常通り食べて問題ありません。
ただ、顎下は口元のすぐ下に位置するため、咀嚼によって顎周辺の筋肉が動くと痛みや腫れを誘発することがあります。
術後1~2日はおかゆ、スープ、ヨーグルト、豆腐、ゼリー、プリン、麺類など、なるべくたくさん噛まずに食べられる食事を摂る方が多いようです。
また、塩分の多い食事は体内に水分を溜め込み、むくみ(浮腫)や腫れを悪化させる原因になります。
ダウンタイム中のむくみを軽減し早く引かせたい場合は、術後3〜4日は減塩を意識し、味の濃いもの(ラーメン、漬物、ファストフードなど)を避けるようにしましょう。
唐辛子やわさびなどの刺激物は血流を促進し、腫れ・内出血を悪化させる恐れがあります。
アルコールも炎症を悪化させたり薬の効き目に影響を及ぼすため、最低1週間は控えてください。
身体の回復には、皮膚や組織の再生に必要なビタミンC・E・B群、たんぱく質(肉・魚・卵・豆製品)が重要。術後の免疫力低下を防ぐためにも、バランスの取れた食事を心がけましょう。
そして。水分不足は血流の滞りや代謝の低下を招き、腫れや回復の遅れにつながります。
カフェインの少ないお茶、常温の水、白湯などを中心に、1日1.5〜2リットルを目安に摂取するのがおすすめです。

顎下脂肪吸引ならアフターケアも万全のAiZクリニックにお任せください

AiZクリニックでは、このような方に顎下脂肪吸引をおすすめしています。
・小顔になりたい
・シャープな印象にしたい
・若々しくしたい
・二重顎を解消したい
カニューレの微細な振動(前後運動)で脂肪を柔らかくほぐしながら吸引するアキーセル法と外科手術で使われる生体内での劣化がほとんどない医療用糸を使用し、ダイエットやマッサージではなかなか落とせない顎下の脂肪と見た目のもたつきを解消し、シャープなフェイスラインへと導きます。
カウンセリングから施術、術後のダウンタイムまで医師が経過を見ながらしっかりフォロー。まずは無料のカウンセリングにお越しください。

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