ナゾラビアルファットとは?除去の方法とダウンタイム・痛みについて解説

近年除去する人が増えている「ナゾラビアルファット」とは?
ナゾラビアルファットとは、ほうれい線とゴルゴライン(目の下から頬にかけて斜めに走るライン)の間に縦長に存在する小さな脂肪の塊を指します。
簡単にいえば、ほうれい線のすぐ上に1~2cm幅で乗っている皮下脂肪です。
実はこの脂肪はメーラーファット(頬の前側に広く分布する脂肪)の一部でもあります。
メーラーファットと大きく違う点は、加齢とともにメーラーファットは減少していくことがあるのに対し、ナゾラビアルファットは年齢とともに自然になくならず、むしろ重力で垂れ下がってくるため、放置するとたるみやほうれい線を悪化させる直接的な原因になることです。
そのため、早めに取り除いてしまっても将来の「やつれ顔」につながる心配は少なく、たるみ・ほうれい線予防の観点からも除去する人が多い脂肪と言えるでしょう。
ナゾラビアルファットが厚いと、その脂肪のせいで頬と口元に段差ができ、ほうれい線が深く見えてしまいます。
逆にこの部分の脂肪を取り除けば、笑ったときに出る頬の膨らみが軽減され、ほうれい線の溝も浅くなるため若々しい印象に。
ナゾラビアルファット除去は「ほうれい線を消すこと」に特化した施術であり、一度の施術でしっかり効果を実感できるのが特徴です。
ナゾラビアルファット除去の値段
ナゾラビアルファット除去の費用はクリニックや施術内容によって異なりますが、相場はおよそ20万円前後とされています。
その一方で、モニター価格や期間限定キャンペーンを実施しており、平均相場より安い値段で提供しているクリニックも存在しますが、 麻酔代やアフターケア代が含まれているかも確認しましょう。
広告などで表示されている値段が安くても、麻酔費用や術後検診費用が別途発生する場合があるため、費用だけでなく手術の実績やアフターケア体制なども含めてクリニックを選ぶことが大切です。
ナゾラビアルファット除去にダウンタイムはある?
ダウンタイムとは施術後に日常生活に支障が出る期間のことで、腫れや痛み・内出血などが落ち着くまでの時間を指します。
ナゾラビアルファット除去のダウンタイムは腫れ・むくみや内出血が1週間程度生じ、深部組織の硬さ(拘縮)は1~3ヶ月で徐々に解消します。
術後数日は違和感がありますが、数ヶ月後にはほとんど気にならなくなるでしょう。
外科的に脂肪を除去する以上、注射などに比べればダウンタイムがあるのは否めません。
しかし、ナゾラビアルファット除去は施術範囲がごく小さいこともあり、腫れや内出血は最小限に抑えられるケースがほとんどです。
口の中(左右の口角付近の粘膜)を数ミリ切開して脂肪を除去するケースが多く、傷口が小さく外から見えないため抜糸も不要で、術後の痛みも比較的軽いでしょう。
切開部が粘膜なので治りも早く、周囲にナゾラビアルファット除去を受けたことを知られにくいのもメリットです。
ダウンタイムを長引かせないために、術後少なくとも数日は安静に過ごし、激しい運動や長風呂は避けましょう。
また、医師に指示された期間はアルコールと喫煙を避け、うつ伏せ寝や横向き寝もしないように心がけてください。
上記を守れば、大きなトラブルなくダウンタイムを乗り切れるはずです。どうしても気になる症状がある場合は無理をせずクリニックに相談しましょう。
ナゾラビアルファットの名医選び
ナゾラビアルファットはごく狭い範囲に存在する脂肪であり、ピンポイントで適切な量を除去するには高度な技術が求められる難易度の高い施術です。
脂肪を取り過ぎると凸凹(デコボコ)した陥没が生じるリスクがあり、逆に残しすぎると十分な効果が出ません。
このバランスを見極めるには、やはり豊富な経験と高い技術力を持つ医師に任せるのが一番です。
ナゾラビアルファット除去を得意とする名医は、一人ひとりの顔の構造を見極めて最適な施術プランを提案してくれます。
クリニックの公式サイトで症例写真や医師の経歴をチェックしたり、カウンセリング時にこれまでに同様の手術をどのくらい行ったか尋ねてみると良いでしょう。
メリットだけでなくデメリットもしっかり説明し、質問にも丁寧に答えてくれる医師なら安心です。
口コミや紹介も参考になりますが、最終的には自分自身でカウンセリングを受けて納得できるかどうかが大切です。時間をかけてじっくり医師選びを行いましょう。
ナゾラビアルファット除去の失敗
美容整形には少なからず失敗のリスクがありますが、ナゾラビアルファット除去で考えられるおもな失敗例は、脂肪を取り過ぎたことによる凸凹(陥没)と、除去不足による効果不十分の2点です。
前者は脂肪を不均一に取り過ぎた場合に生じるリスクで、経験豊富な医師であれば十分注意して回避できるため心配は少ないでしょう。
仮に軽度の凹凸が出ても、多くは時間の経過とともに組織が馴染んで目立たなくなる可能性が高いです。
後者の効果不十分は、脂肪の取り残しや除去部位の判断ミスによって「手術を受けたのに変化が乏しい」という結果になるケース。
これも医師の技量に起因するため、失敗を避けるには信頼できるクリニックを選び、カウンセリング時にどのくらいナゾラビアルファットを除去するかを確認すると安心です。
なお、感染や血腫など一般的なリスクはほとんどありませんが、術後の口腔内衛生に気を付けることでさらにリスクを下げられます。
また、術後しばらく感じる患部の硬さや軽い引きつれは失敗ではなく回復過程であり、数ヶ月かけて自然に解消していくので心配いりません。
ナゾラビアルファットに脂肪溶解注射は有効?
脂肪溶解注射とは脂肪を溶かす注射による治療のことで、メスを使わずに脂肪を減らせる方法です。
顔の脂肪を減らす手段の一つとして、この脂肪溶解注射(部分痩せ注射)を検討される方もいるでしょう。
文字通り脂肪細胞を薬剤で分解・溶かす処置で、ナゾラビアルファットに対して注射を打てば徐々にその部分の脂肪量を減らすことも可能ですが、体質によっては効果をあまり実感できないという方もいます。
脂肪溶解注射のメリットは注射だけで済むため腫れや内出血が少なく、施術直後から日常生活に戻りやすい点が魅力です。
ただし効果は穏やかで、一回の注射で劇的にほうれい線が消えるわけではありません。
ある程度の効果を得るには複数回の施術を繰り返す必要があり、数週間~数ヶ月かけて徐々に脂肪を減らしていく治療になります。
一方、ナゾラビアルファット除去手術であれば一度の施術で半永久的な効果が期待できます。
即効性や持続力の面ではやはり手術による除去が優れている、と言えるでしょう。
「メスを入れずにまずは手軽に試したい」という場合には脂肪溶解注射も一つの方法ですが、確実にほうれい線の原因を取り除きたいなら手術による除去がおすすめです。
ナゾラビアルファットは自力でなくせる?
ナゾラビアルファットを自力で減らすことはできるのかという点ですが、結論から言うと残念ながら難しいのが現実です。
脂肪は基本的に特定の部位だけを狙って減らすことができないため、一般的なダイエットで体重を減らしてもナゾラビアルファットだけが都合よく消えてくれる保証はありません。
特に顔の脂肪は遺伝的・構造的な要素も大きく、頬が痩せても肝心なほうれい線上の脂肪は残ってしまうこともあります。
ちまたでは顔のマッサージや表情筋トレーニングなどが「ほうれい線対策」に紹介されることがありますが、これらは筋肉やリンパの流れに働きかけることで一時的にむくみを取ったり皮膚を引き締めたりする効果しか期待できず、脂肪そのものの量を大幅に減らすことはできません。
いくらマッサージをしても脂肪細胞自体が消えるわけではないので、ナゾラビアルファットを根本的になくす方法としてはやはり除去手術を受けるのがもっとも確実でしょう。
AiZクリニックのナゾラビアルファット除去について
AiZクリニックのナゾラビアルファット除去は、左右の口角内側を数ミリ切開して余分な脂肪を除去します。
傷口は粘膜内で小さいため、抜糸の必要がなく外から見える傷跡も残りません。
また、当院では静脈麻酔を併用しているため、うとうと眠っている間に施術が終わり、痛みを感じることもなく安心です。
実際にナゾラビアルファット除去を受けられた方は、術後の腫れも少なく、回復も早いと料金は通常98,000円のところ、現在部分モニター価格で68,000円にてご提供しています。
カウンセリングは無料ですので、少しでも気になる方はお気軽にお問い合わせください。
AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。