ヒアルロン酸だけじゃない！Eラインを整える「あご先ボトックス」 | AiZクリニックの鼻整形コラム｜東京・表参道のAiZクリニック 

あご先に梅干しのようなしわができていませんか？
この“梅干しじわ”は、唇を閉じた状態で下あごにできる凸凹とした、まるで梅干しのようなしわです。このしわは、全ての方に出るわけではありません。特に、下あごが奥の方に引っ込んでいる方の場合、口を閉じる際に下唇とあご先の距離が長くなるため、よりオトガイ筋の力を使って閉じる必要があります。このときにオトガイ筋がより強く使われ、筋肉の緊張が続くことが多いので梅干しじわができやすくなります。また、下あごが奥に引っ込んでいない方でも、日頃の表情グセや加齢による肌のハリや弾力の衰え、かみ合わせの問題や食いしばりなどによって、梅干しじわができることがあります。

いずれにしても、あごにある「オトガイ筋」という筋肉が緊張した際にできるしわが、あごの薄い皮膚を通して表に現れてしまい、梅干しじわができます。

あごの形やしわ、ハリは自分ではあまり意識しませんが、実は他人の目からはよく見え、顔の印象に大きな影響を与える部位です。あご自体、自分ではあまり注目しないので、梅干しじわについても、はっきりと現れてから初めて気づくという方が多いようですが、できればそれほどはっきりと現れる前に、日頃からしっかりケアしておくことが美しさをキープするコツです。

あごに梅干しじわができると、年齢よりも老けて見えたり、不機嫌に見えたり、怒っているように見えたりといずれも印象が良くありません。

そこで、梅干しじわの原因であるオトガイ筋の緊張をボトックス注射で改善することができます。あごにボトックスを注入すると、唇からあご先まで伸びているオトガイ筋の緊張を解き、シワを改善することができるのです。

ボトックス注射をあご先に打つことで改善できるポイントは、梅干しじわを改善し、あご先をツルツルにできるだけではありません。ボトックスにより、あごの緊張が取れ、あごが少し前に出ます。あごが前に出ると、横から顔を見たときのEラインのバランスが良くなり、横顔美人になります。あご先が前に出ると、横顔はもちろんのこと、正面から見ても、フェイスラインがシャープに見え、小顔効果もあらわれます。特に、前述したような、下あごが奥の方に引っ込んでいる方の場合、正面から見るとあごが短く見え、老けて見えてしまいます。こうした方のあごにボトックス注射を打つと、オトガイ筋の緊張が緩み、あごが少し前に出て縦長のあごになり、ほんの少しシャープな印象になります。

あごにボトックス注射をしても、すぐに効き目が表れるわけではありません。注射から2日～1週間ほどかけて効果が徐々に表れていきます。その後、1～2週間ほどで効き目のピークを迎え、3～4か月ほど効果が持続します。

ボトックス注射は、時間が経過し、薬剤の効果が薄れれば、効果も低下します。あごへのボトックス注射も同様で、効果が薄れていくと、オトガイ筋は再び緊張状態になり、梅干しじわも復活します。ただし、ボトックス注射の効果が持続している間は、しわが出ることはほとんどないので、しわの進行は抑えられます。梅干しじわを防止しつつ、しわの進行をさらに遅らせるには、ボトックス注射を継続して打ち続けるのがおすすめです。ボトックス注射の効果が薄れてきたタイミングで再び注射すれば、効果は持続します。

ここで疑問なのは「ボトックス注射を打ち続けていると、抗体ができて効かなくなるのでは？」ということです。たしかにボトックス注射を打ち続けると体内に抗体ができて効かなくなるケースがあります。しかし、これは施術のタイミングを誤り、頻繁にボトックス注射を打ち続けていたり、注入量が多すぎたりするために起こります。しっかりとした施術計画を立て、継続的に正しい量を注入していれば、ボトックスの効果の持続期間も伸びますし、ボトックスを効果的に利用することができます。

あご先へのボトックス注射の注入量を誤ったりすると、体内に抗体ができてボトックス注射が効かなくなるリスクについては前述しましたが、それ以外にも誤った使い方で問題が起こる可能性があります。

たとえば、間違った箇所に注入することでオトガイ筋以外の周辺部位にも影響が及び、口元が歪んで、左右非対称になったり、口を開けにくくなったり、唇を動かしにくくなって、活舌が悪くなったりすることがあります。一度入れてしまったボトックスに関しては修正が難しいため、効果が薄れるまで時間が過ぎるのを待つしかありません。

また、注入量を誤って、少なくしすぎたりすると、ボトックスが効かないだけでなく、注入量の失敗が続くことで、ボトックスに対する抗体ができてしまい、ボトックス自体が効きにくい体になってしまいます。こうしたことからも、ボトックス注射は医師やクリニック選びが大切です。

梅干しじわを改善する方法として、ボトックス注射で筋肉の緊張を和らげる方法を紹介してきましたが、一般的にしわ改善に使われるヒアルロン酸では梅干しじわは改善できないのでしょうか。

梅干しじわはオトガイ筋の緊張が強いことでできるしわです。そのため、ヒアルロン酸を注射すると、筋肉の力によって押しつぶされ、ヒアルロン酸の形が崩れてしまい、あまり効果がありません。あくまで、ボトックス注射で筋肉の緊張を解いたうえで、ヒアルロン酸を注入することで、ヒアルロン酸の形がキープされやすくなり、硬いヒアルロン酸を注入することで、よりシャープで整った美しいあご先に仕上げることができるのです。

鼻の高さを出す施術と合わせて行えば、さらにシャープで整った横顔美人のEラインを作ることができます。

・ボトックスを注入後は、マッサージしたり、洗顔時に強く押したり、あごに触れたりするのは意識的に避けるようにしましょう。ボトックスが広がってしまい、ボトックスが効いてほしくない筋肉にも作用してしまう場合があります。

・ごくまれにですが、注入量を守っていてもボトックスが効きすぎてしまい、下あごがうまく動かなくなることがあります。これも一時的なものですので、1週間～1カ月ほどかけて改善されていきます。

・注入後に内出血が生じる可能性がありますが、1週間ほどすれば症状は改善されます。

・あご先は注入時に痛みが強くなりがちです。麻酔なしでも施術は可能ですが、痛みに弱かったり、不安がある方は、笑気麻酔などを使って安心して施術に臨んでいただくこともできます。

・妊娠中や授乳中・妊娠をお考えの方はボトックス注射の施術は受けられません。

アイズクリニックでは、日本で唯一厚生労働省の認証を受けた「ボトックスビスタ」という製剤を使っています。この製剤は、所定の講習を受けて適切に扱える医師しか扱うことができませんので、安心して施術に臨んでいただけます。また、ヒアルロン酸も同様に、「ジュビダームビスタシリーズ」を使用しており、高品質なうえに、様々な硬さを注入部位に応じてお選びいただけます。

もちろん、当院は鼻の手術も得意とする医師がおりますので、鼻の施術と合わせて行えば、美しいあごだけでなく、美しいバランスの整ったEラインの横顔を手に入れることができます。是非一度カウンセリングにお越しください。スタッフ一同お待ち申し上げております。