目元が大きく華やかな印象に|目頭切開

目頭切開とは、目頭にある蒙古ひだを切除することで、目を大きく見せる手術です。蒙古ひだとは、上まぶたから目頭にかけて張っている皮膚のことで、蒙古ひだが厚いと目頭にあるピンク色の涙丘が隠れて、きつい印象を与えたり、目を小さく見せてしまいます。
また、この蒙古ひだがあると、目の皮膚が張っている状態なので、目の二重手術をしても思い通りに目を大きくすることが難しく、埋没法など糸で止める手術の場合、引っ張られて元に戻ってしまいやすくなります。
この蒙古ひだを切除することで、二重幅をより自由にデザインしたり目を大きく、目元に華やかな印象を与えることができます。目と目の間の距離を狭めることもできるので、離れ目でお悩みの方にもおすすめの手術です。
目頭切開の効果
・目元が華やかな印象になる
・目が大きくなる
・平行二重にできる
・離れ目が改善でき、鼻筋も通って見える
理想的な目のバランスとは?
目が大きい、小さいと言うのは、一体どうやって決めるのでしょうか。
目のサイズについて、医学的な基準があるわけではないのですが、顔全体のバランスから判断して、目の横幅の理想的なサイズは顔全体の幅の約1/5とされています。
つまり、顔の端から目尻までの長さ、目の幅(目尻から目頭まで)、眉間の幅(両目頭の間)が全て同じ長さになるのが理想的だとされています。
たとえば、顔の幅が15㎝あったとすると、目の幅は3㎝が理想であり、これよりも狭いと小さい、これよりも広いと大きいということになります。
目の縦幅の理想的なサイズは、横幅の1/3~1/2ほどの大きさが理想的とされています。つまり、横幅が3㎝だとすれば、縦幅は1~1.5㎝ほどが理想的だと言えます。
日本人の平均的な顔のサイズから導き出される理想的な目のサイズは、上記の例で挙げたサイズと近く、横幅は2.7~3㎝、縦幅は1㎝ほどとされています。もちろん、顔の大きさには個人差がありますし、男女差もありますが、このサイズに収まっていればだいたい平均的なサイズと言えるでしょう。
目頭切開の術式
こうした平均的な目のサイズに近づけるよう、目頭切開をするわけですが、この手術にはいくつかの術式があります。
1.三日月切開
目頭の蒙古ひだを三日月の形に切除し、縫合する術式です。シンプルな方法で手術時間も短くて済みますが、術後の変化は大きくなります。単純に切除して縫合する方法なので、引きつれが起こったり、傷が残る危険性があり、今では実施していないクリニックもあります。
2.W形成
蒙古ひだをW型に切除し、縫合する術式です。この術式を用いると、三日月切開の手術後に起こりがちな引きつれや術後の拘縮による後戻りを防ぐことができます。
3.Z形成
目頭の皮膚を切除するのではなく、目頭をZ型に切開し、縫合時に上下の皮膚を入れ替えて縫合します。皮膚を切除する三日月切開やW形成と比べ、傷跡が目立ちにくく、赤みやダウンタイムも抑えることができます。
4.リドレープ法
この術式は、韓流目頭切開とも呼ばれ、韓国でよく用いられている方法です。目頭の皮膚は切除せず、二重ラインを顔の中心方向に広げるように切開し、張っている余分な蒙古ひだを移動させます。切開する部分は皮膚の内側なので、傷跡が目立ちにくいのがメリットです。
5.パーク法
Z形成を応用した術式で、目頭をZ型に切開し、さらに余分な皮膚を目の形に合わせて弧を描くように切除する方法です。目頭の皮膚のたるみを切除できるので、Z式単体よりも目の開きが大きくなり、ぱっちりとした印象に仕上がります。切開ラインは二重ラインに隠れるようにできるので、傷跡は目立ちにくくなります。
目頭切開の費用
目頭切開にかかる費用の平均は25万円程度です。もちろん、この手術は自由診療なので、クリニックによってばらつきがあります。高いところでは50万円以上しますし、安いところでは10万円を切るところもあります。
費用に違いが出る理由は、たとえば、50万円のクリニックでは、様々な術式が施術可能で、目の状態によっては、いくつかの術式を組み合わせながら最適のデザインを追求するため手術代が高額になりがちです。また、アフターケアについても料金に含まれることが多いようです。
一方、10万円を切るような破格な料金設定をしているクリニックでは、術式に種類がなく、ほとんどの場合は三日月切開で手術が行われます。目の状態によっては、三日月切開が合っていなかったり、希望のデザインが叶わない場合もあるので、たとえ安いからといってこうしたクリニックに最初から決めてしまわずに、いくつかのクリニックを訪ね、どういった術式が可能で、術式を変えることでどんなデザインにできるのかなどを細かく説明してもらいながら、理想に合ったデザインが叶うクリニックに決めるのがおすすめです。
クリニック選びのコツ
目頭切開は人気の施術ですが、一方で技術や経験・知識が乏しい医師が執刀することで、不自然な仕上がりになったり、傷跡が残ったり、理想の形とはかけ離れた仕上がりになったりと、トラブルも多い手術です。こうしたトラブルを避けるため、医師やクリニックの選び方についてご紹介します。
カウンセリングの内容(丁寧さ、提案内容など)
目頭切開は一度手術すると修正が難しいものです。カウンセリング時の丁寧な対応や様々な術式を施術可能で患者一人一人に合ったオーダーメイドの手術を提案してくれるかなどを実際に会ってから判断されることをおすすめします。
医師個人の実績を見る
各医師個人の症例件数や症例写真はクリニックのホームページに載っていることが多いのでチェックされるといいでしょう。仕上がりがご自身の好みと合っているか、傷跡が残っていないかなどを見ることで縫合の上手さを判断することができます。
アフターケアをチェック
目頭切開はメスを使った手術ですから、術後のケアはとても大切です。術後のケアも、経験知識ともに豊富な医師であれば、的確に判断し、対処することができます。クリニックによっては、術後のケアが丁寧でなかったり、適切でないために傷跡が残ってしまったり、アフターケアには別料金が要求されたりなどのトラブルもあります。手術はアフターケアまでがセットだと考え、術前にしっかり確認しておきましょう。
口コミを見る
実際にそのクリニックで手術を受けた方の口コミを見ておきましょう。手術はどんな様子だったか、医師の対応や手術前後の感想など、外からでは分からない様々なポイントを事前に知ることができます。受け止め方には個人差はありますが、参考として見ておくと安心です。
アイズクリニック
より大きく、華やかな目元を手に入れるための方法として、目頭切開はとても有効です。しかし、メスを使い、手術したら元には戻らないものなので、医師やクリニック選びを誤ると、理想どころか、不自然で後悔の残る仕上がりになってしまいます。実際に、カウンセリングに出掛け、手術を委ねられる医師なのかを判断してから手術に臨むことで、目頭切開の失敗は最小限にまで防ぐことができます。
アイズクリニックでは、目元に関連した手術を数多く行っています。手術に用いる器具にもこだわりがあり、外科手術に用いられる生体内での劣化がほとんど起こらないアスフレックスという糸を目頭切開にも用いています。この糸を使うことで経年劣化の少ない、美しい形を維持できます。
また、目頭切開の術式としてはW法、 Z法、パーク法が施術可能です。三日月切開は単純な術式ですが、傷跡が残りやすく、場合によっては不自然な仕上がりになりやすいので実施していません。
施術する医師も長年、美容整形業界において、数多くの手術を経験し、知識・技術ともに高い水準のものを持っています。患者様の理想を注意深くお聞きしながら、実現可能な手術の提案をさせていただきます。是非一度お気軽にカウンセリングにいらしてください。スタッフ一同お待ち申し上げております。
AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。