“小顔”はもちろんのことたるみ防止にも 顔の脂肪除去について

顔の脂肪除去は、顔まわり(頬、頬骨周り、口角下、あご下など)について顔を大きく見せている皮下脂肪を吸引して取り除く小顔整形です。
ダイエットやマッサージ、筋トレなどでは落ちない顔の脂肪を適切な量、効果的に取り除くことでシャープなフェイスラインを作ることができます。余分な脂肪を取り除くことで、将来的なシワやほうれい線、マリオネットラインなどにつながるたるみも予防できます。脂肪除去では、脂肪細胞自体を取り除いてしまうので、リバウンドの心配もありません。
なかには、「顔の脂肪を取ってしまうと、将来顔がコケてしまうのでは」と心配される方もいらっしゃいますが、顔はコケやすくなる部分と逆に脂肪が溜まりやすくなる部分があります。それらを見極めて、適切な部位の脂肪を適切な量だけ減らしてあげれば、歳を重ねても若々しくシャープな小顔をキープすることにもつながります。
顔の3つの部位の脂肪除去で若々しい小顔に
顔はそれぞれの部位によって、「メーラーファット」「ジョールファット」「バッカルファット」の3つの脂肪に分けることができます。体重が増えると、脂肪量が増して、顔が大きくなったり、加齢や重力の影響で、垂れていき、顔全体を縦に長くしたり、ブルドッグのような下膨れの顔にしたりなど、様々な影響を及ぼします。
歳を重ねると、一般的に骨の下は痩せていき、皮下脂肪は溜まる傾向があります。顔の脂肪で言えば、メーラーファットとジョールファットは皮下脂肪なので、体重の増減に影響を受けやすく、若い頃であれば、多少の減りは期待できますが、歳とともに脂肪が落ちにくくなるため、皮下に溜まって垂れ下がってたるみの原因になります。また、バッカルファットは体重の増減に関わらず存在する脂肪なので加齢とともに垂れていけば、ほうれい線やマリオネットラインの原因になります。
メーラーファット除去
メーラーファットとは、頬骨の周辺についた脂肪です。この脂肪は、加齢や重力などの影響で、垂れていき、頬のたるみやほうれい線につながります。メーラーファット除去では、口角の内側からカニューレを挿入し、余分な脂肪を吸引していきます。すると、垂れ下がることでほうれい線を作っていた脂肪が減り、ほうれい線が改善されると同時に、頬の位置が上がって、若々しい印象の顔になります。
ジョールファット除去
ジョールファットは、口元の横~口角下にかけてある脂肪です。若い時から、この部分がぷっくりとしている方もいれば、年齢を重ねる中で出てくることもあります。ジョールファットが溜まると、たるみが生じ、マリオネットラインや口角のたるみ、フェイスラインのもたつきなどの原因となり、よく言われる“ブルドッグ顔”になりやすくなります。このジョールファット除去と合わせて、上記のメーラーファット除去を行うことでより一層の小顔効果を実感することができます。
バッカルファット除去
バッカルファットは、頬の横、メーラーやジョールファットよりも外側に位置する縦長の脂肪です。ちょうど頬っぺたを吸い込んだ時に凹む部分です。皮下脂肪よりも深い層にある脂肪なので、たとえ痩せたからといって減るわけではなく、ほっぺたにぶら下がってついているので年齢とともに垂れ下がっていく傾向があります。そのため、垂れ下がることで、たるみを悪化させ、ほうれい線やマリオネットラインがひどくなり、ブルドッグ顔を悪化させる原因になります。バッカルファットを除去することでシャープで若々しい小顔にすることができます。手術時は、口の中に3~4㎜ほどの小さな穴を開け、そこから脂肪を吸引していきます。口の中なので、傷が見えることがなく、バレにくいのが特徴です。
二重あごにはあご下の脂肪除去でフェイスラインをシャープに
頬や顔周りの脂肪以外にも、二重あごが気になる方には、あご下の脂肪吸引がおすすめです。あご下についている脂肪を除去することで、二重あごを解消し、すっきりとしたフェイスラインが手に入ります。あご下に脂肪が多くついている方の場合、脂肪除去後に皮膚が余って、あご下がたるんでしまうなどのリスクがあるとされていましたが、最近では皮膚を引き締めながら脂肪吸引できる技術も開発されていますので、こうしたものを併用することで、たるみのない引き締まったフェイスラインを手に入れることができます。
あご下の脂肪吸引では、耳の付け根とあご下の部分を3カ所ほど切開して入り口を作り、そこからカニューレを挿入して脂肪を吸引していきます。できるだけ目立たない部分を切開し、丁寧な縫合と術中のケアで傷跡が残りにくいようにしていきます。
脂肪除去が向いている人
・顔周りの脂肪のせいで顔が大きく見える
・Vラインのシャープなフェイスラインを手に入れたい
・頬のふくらみや二重あごが気になる
・短期間で顔痩せを叶えたい
・ダイエットしても顔の脂肪が落ちづらい
脂肪除去が向いていない人
・筋肉や骨格が原因で顔が大きく見える
・顔周りの脂肪は少ない
・顔のたるみが目立つ
ダウンタイム
頬やあご下などの顔の脂肪除去後は、施術箇所で腫れや内出血、むくみや拘縮などが見られます。頬の脂肪除去に関しては、口の中からアプローチしていることもあり、傷口は目立ちませんが、術後少しすると、腫れやむくみ、内出血が出ることがあります。
術後5日ほどは、腫れやむくみを和らげるためにもフェイスバンドを装着し、圧迫固定するのがおすすめです。1週間ほどすると、腫れやむくみも引いていき、すっきりとしたフェイスラインがあらわれ始めます。さらに2週間ほどすると、内出血も収まります。その先は、回復過程の中で、皮膚の拘縮が起こり、触るとなんとなくボコボコとする症状があらわれますが、こうした症状も2カ月ほどで落ち着いていき、その過程で徐々に皮膚も引き締まり、理想のフェイスラインへと仕上がっていきます。
脂肪除去にかかる費用
顔の脂肪除去にかかる費用は、除去する箇所や数によって変動しますが、40~60万円ほどの範囲が一般的です。ただ、除去箇所が限定的であれば、メーラーファットやジョールファット、バッカルファットなどの1カ所であれば、15~25万円ほどです。脂肪の除去箇所は、その方の脂肪のつき具合や骨格などによっても変わってきますので、医師とのカウンセリングの中で費用とも併せながら決めていかれるといいでしょう。
アイズクリニックでは幅広いメニューで脂肪吸引をしやすく
顔の脂肪は取れば取るだけ小さくなって、理想の小顔に近づけるというわけではありません。必要な箇所を適量除去しなければ、逆に顔がたるんだり、顔がコケる原因にもなりますので、慎重に施術していく必要があります。
アイズクリニックでは、顔の脂肪除去の箇所を細かく分け、お予算に応じて必要な箇所だけ脂肪吸引できるメニューをご用意しております。顔の気になる部分の脂肪を除去したくても、予算が合わずに諦めていた方にも施術を受けやすいプランになっています。
また、当院の医師は、大手美容整形クリニックで多くの経験を積み、知識・技術ともに優れたデザインが実現できるよう日々研究を重ねています。脂肪除去はもちろんのこと、当院では小顔を手に入れるための施術メニューを数多くご用意しています。お悩みをお聞きしながら、お顔の状態を細かく診断し、理想の小顔を手に入れるお手伝いをさせていただきます。
AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。