鼻筋を通す方法 | AiZクリニックの鼻整形コラム｜東京・表参道のAiZクリニック 

鼻筋が通っている方の特徴は、鼻の付け根である鼻根から鼻先にかけての鼻背という部分が真っすぐで、高さがあり、鼻先もツンと適度に尖っていて、高さがあることです。そうすると、鼻筋のラインがより際立ち、整ったバランスの良い顔に見えます。

つまり、鼻筋を通すためには、この鼻背のラインをまっすぐにすることと、高さを出すこと、そして鼻先に高さを持たせて、適度に尖らせることが大切なわけです。

逆に鼻筋が通っていない方の鼻は、鼻背に高さがなく、鼻先が丸く、低い傾向がありますさらに、小鼻が横に広がっていると、コロンとしていて、すっきりと鼻筋が通らず、どうしても野暮ったい印象を与えてしまうのです。よく言われる団子鼻やニンニク鼻、あぐら鼻が小鼻が広がって鼻先が丸くなっているタイプです。

鼻筋が通っていない鼻を改善するために鼻背を高くし、鼻筋を通すのに用いられる手術の一つが隆鼻術です。ヒアルロン酸を注入して高さを出したり、医療用のプロテーゼや耳介軟骨を挿入し鼻筋に高さを出しながらきれいな形に整えるなどの方法があります。

ヒアルロン酸を鼻背や鼻根部に注入することで鼻の高さを出し、鼻全体のラインを整えます。ヒアルロン酸の注入量は顔の他のパーツとのバランスも見ながら加減していくので、自然な仕上がりにすることができます。また、ヒアルロン酸は、メスを使わず、傷口が注射器を刺す穴だけになるので、ダウンタイムが短く副作用も少なくてすみ、施術後は、すぐに日常生活に戻れます。ただ、ヒアルロン酸は徐々に体に吸収されていくので、1～1.5年ほどで効果が薄れていきます。クリニックによって、使用しているヒアルロン酸は異なり、品質や持続力にも差が生まれますので、そうしたポイントも事前にチェックしておくといいでしょう。いずれにしても、ヒアルロン酸だけで効果を持続させるには、繰り返しの施術が必要になります。

医療用のプロテーゼを鼻に挿入し、鼻筋を高くしながら、形も整える手術です。ヒアルロン酸とは異なり、体内に吸収されることはないので、一度施術すれば半永久的に効果を実感できるのが大きなメリットです。ただ、メスを使ってプロテーゼを挿入し、術後は数日間はしっかり固定し、1カ月ほどはできるだけ衝撃を与えないように用心しながら過ごす必要があるため、術後の生活に大きな影響が出ることと、痛みも強くなりがちです。

シリコンプロテーゼ以外にも、自らの軟骨組織を移植する隆鼻術があります。自己組織を用いるので、拒絶反応や副作用が起こりにくいのがメリットですが、自己組織のため、手術時には鼻だけでなく、取り出す耳にも及びます。ダウンタイムはプロテーゼを使ったときよりもかかることを覚悟しておかなければなりません。

医療用の糸を挿入し、鼻尖を高くしたり、小鼻の幅を狭めたり、鼻筋を高くする手術です。メスで切開せずに糸を挿入できるので、ダウンタイムは短いのですが、患部を直接確認できないままに行う手術なので、医師の技術力と経験が物を言う手術と言えます。場合によっては、手術をしてもあまり効果を実感できずに終わってしまうこともあります。手術がうまくいっても、糸が何らかの衝撃や自然と取れたり、切れたり、持続力は1年程度と短いのもデメリットです。

鼻根から鼻先にかけての鼻全体を整える際、鼻筋を通すだけでなく、鼻先も整えることで、より一層きれいなラインを作ることができる場合もあります。その方法が鼻尖縮小術や小鼻縮小術です。鼻先を丸くしてしまっている原因が何なのかにもよって、手術方法は変わってきますので、医師と相談する必要があります。

鼻先を丸くしている要因である、皮下組織や脂肪組織を取り除き、左右に広がった鼻翼軟骨を中央に引き寄せて縫い合わせることで鼻先を細くスッキリとさせる手術です。余分な組織を取り除いてから軟骨を引き寄せるので、確実にツンとしたきれいな鼻先を作ることができます。鼻の穴の内側から切開し行える手術なので、傷跡も気になりません。

丸い鼻先を尖らせるために、糸を挿入し、鼻先を縛って鼻の軟骨を寄せることで細くする方法です。メスを使わず、数カ所の針穴から糸を通して結び留めるので、ダメージは少ないものの、鼻先を丸くしている余分な皮膚や脂肪などの組織を取り除くわけではないので、元々の鼻の状態によっては効果が得られる場合とそうでない場合があります。元々の鼻先の状態をしっかり診察してもらい、この手術方法が適しているのかどうかも医師に判断してもらう必要があります。鼻先を縛っている糸は何かしらの要因で取れてしまうことも多く、それほど長く効果が持続することもありません。

鼻筋を真っすぐに整える上では、鼻筋の途中にできた出っ張りをなくす鷲鼻修正術もあります。また、鼻先を下げ、尖らせて整える鼻中隔延長術などもあります。

鼻筋の途中にできた鼻骨の出っ張りを改善する手術です。鼻骨の出っ張った軟骨部分を専用のヤスリで削って真っすぐに整えたり、鼻根の高さが足りないために鷲鼻のようになっている場合は鼻根部にヒアルロン酸やシリコンプロテーゼを注入したりします。現状の鼻の状態によって、手術方法も異なってくるので、医師とよく相談するといいでしょう。

鼻先が短く鼻尖が上を向いていると豚鼻になって鼻の穴が目立ちやすくなります。そんな時は鼻中隔に軟骨を移植して延長し、その先に鼻翼軟骨を縫い付けることで鼻先を下げて鼻の穴を目立たないようにすることができます。

鼻は顔の中心にあるからこそ、存在感があり、顔全体のバランスに影響を与えます。最近では、“忘れ鼻”という存在自体を忘れてしまうほど整った鼻が美人の条件とされるように、鼻のラインの美しさはとても重要視されています。

ただ、鼻の美容整形の種類は多種多様で、現状の鼻を改善するためにどんな手術をしたらいいかの判断には医師の知識と経験、センスが問われます。未熟な医師の手術を受けてしまったために、鼻に違和感が残ったり、不自然な仕上がりになったり、傷跡が残ったりといったケースもあることから、しっかりとした医師選びが大切です。

まずは、カウンセリングを訪れ、現状をしっかり診断し、どうしたら理想の鼻に近づけるのかを施術の提案を含め、積極的に親身にしてくれる医師を見極めてみてください。場合によっては、複数のクリニックを訪れたり、実際に施術を受けた方の口コミをのぞいてみるなどもおすすめです。

アイズクリニックでは、痛みと仕上がりの美しさに着目し、患者様のお悩みに寄り添いながらカウンセリングから手術までを行っています。メスを使う使わないに関わらず、手術時に用いる器具や手術後のアフターケア、テーピングやギプス固定に至るまで、すべての過程が仕上がりに大きな影響を及ぼすことを考え、最初から最後まで丁寧に施術を行っています。長年の経験と実績から患者様の理想の鼻を作り上げるご提案をさせていただきます。はじめての美容整形手術で不安がある方はもちろんのこと、難しい他院修正にもできる限り対応できる体制を整えておりますので、是非一度カウンセリングにお越しください。