鼻整形をした後は、どのようなことに気を付けたらよい?
鼻の整形と一口に言っても、注射針や糸だけの比較的簡単な施術から、メスを使って切開する施術まで、様々です。前者のような比較的簡単で短時間で施術が終わるものについては、術後もダウンタイムはそれほどかかりませんが、後者のような大きな施術になると、術後の痛みや腫れなどといった体へのダメージも大きく、ダウンタイムにも数週間から数カ月という時間がかかります。施術内容によって、術後に気を付けるべきことも変わってきます。それぞれにどんなことに気を付ければいいのか、今回はご紹介していきます。
注射器を使った施術では比較的すぐに日常生活に戻れる
注射針を使った施術に関しては、針で刺した部位に少し痛みを感じたりする程度でダウンタイムはほとんどありません。施術にも麻酔を使いますし、術後の痛みには鎮痛剤が処方されますので、痛みはそれほど心配することはありません。針跡が気になるようであれば、マスクで隠すこともできます。
メスを使った手術後はしっかりとしたダウンタイムが必要
一方、大がかりな手術では、術後の傷はある程度は目立ちますし、腫れや内出血も起こります。手術から時間が経てば回復していくので心配ありませんが、ダウンタイムの過ごし方によっては、痛みや腫れ、内出血の回復までの時間が変わってきますので、クリニックでの処置のほかに、自宅でのアフターケアがとても大切になります。
ギプスやテーピングは自己判断で絶対に取ってはいけない!
特に、鼻の手術後は、施術で整えた鼻の形をキープしたり、腫れを抑えるため、ギブスやテーピングをするがありますが、これがとても大切なのです。マスクでギブスやテーピングを隠すのが難しいからと早めに外したり、クリニックで早く取ることを要望される方がいらっしゃいますが、ギブスはできるだけ長くつけておいた方が鼻の形を作るには有効です。医師も施術からのギブスは鼻を形作るうえではセットと位置づけていますので、自らの判断で外したり、ずらしたりすることは絶対に避けなければなりません。
一般的に、ギブスは術後6~7日目にとることが多いのですが、ギブスを取ると、腫れが増してくることもあります。この時は、「手術を失敗されたのかも」「こんなはずじゃなかった」と思われる方もいるようですが、ほとんどの方の場合、2週間ほどで徐々に腫れが引いていき、外出して人に見られても「腫れている?不自然な形だな?」とは思われないような腫れの状態にまで落ち着いていきます。そして、1カ月もすれば、ほとんどの腫れは引いているでしょう。
また、テーピングでしっかり患部を圧迫することで腫れや内出血が抑えられ、仕上がりもきれいになりますので、医師の指示に従うようにしましょう。
以上のように、ギブスやテーピングは、それぞれの医師の意図があってしているものですので、日常生活に支障が出るからと勝手に外さず、理想の仕上がりになるように、しっかり指示に従うようにしましょう。
自宅ケアで気を付けるべきこと
腫れを落ち着かせるには、頭を高い位置にキープしておくことが大切です。術後3日間はできる限り、横になることは避け、頭を高くしておくと、腫れが比較的早く落ち着いていきます。
また、もう一つ大事なのはよく冷やすことです。患部を冷やすと痛みや腫れ、内出血が抑えられます。ただ、冷やすと言っても、術後なので、鼻を直接冷やすのではなく、目の周りをガーゼや布、タオルなどで包んだ氷嚢や保冷剤などで15~30分冷やしたら、15~30分休む、そしてまた冷やすというサイクルでゆっくり冷やしていってください。こうすることで、痛みや腫れ、内出血を緩和することができます。
冷やす温度の目安は5℃くらいですので、症状を抑えたいからと、氷や保冷剤を直接肌に当て続けたり、冷却シートを長時間にわたって貼り続けたりなどは絶対にしないでください。凍傷を起こし、新たな痛みを生むと同時に、肌が黒く変色する危険性があります。
そして、術後3日経過したら、一度冷やすのはやめましょう。ここまでくると、冷やし続けてもほとんど効果がありませんし、冷やし続け過ぎると、リバウンド現象で今度は逆に腫れが強まってしまう恐れがあります。
メイクは鼻に触らなければ大丈夫
術後5日ほどすると、内出血したものは紫色や黒から徐々に黄色っぽく変色していき、下に移動しながら徐々に引いていきます。腫れや痛みも収まってきて外出したい場合には、メイクすることもできます。ただし、痛みがある場合は無理をしないことと、メイク時に鼻はできるだけ優しく、触らないようにすることを心がけましょう。
飲酒や運動、サウナは禁止!
術後に活動的になる方はほとんどいらっしゃいませんが、普段から飲酒をされる方や運動が習慣の方の中には数日したら、再び再開しようという方もいらっしゃいます。しかし、患部は皮下でまだ出血している状態なので、落ち着かせるためにも、術後しばらくは汗をかくような激しい運動は避けた方がいいでしょう。また、飲酒やサウナなど、体を温めてしまう行為は、血の巡りを良くしてダウンタイムを長めてしまうので3週間ほどは控えることをおすすめします。
また、こうした活動は気を付けていても、不意に鼻をぶつけてしまうリスクがあるので、可能であれば避けていただきたい行為です。さらに言えば、ボクシングや球技など、鼻への衝撃が加わる可能性が高いスポーツは6か月は避けてください。
術後のスムーズな回復には医師の技量が影響する
メスを使う使わないにかかわらず、術後のスムーズな回復には、施術がどのように進められたかが大きく影響します。例えば、ヒアルロン酸注入など比較的簡単な施術であっても、薬剤の種類や注入箇所・量によっては、術後回復がスムーズにいかなかったり、仕上がりが想像していたのと違ったりと悲しい思いをすることもあります。
また、メスを使った大きな施術の場合、術中の医師の手技が下手で無駄に出血量が増えたり、術後のギブスやテーピングが下手で鼻の筋がつままれたように不自然なピンチノーズになったり、周りに整形を気づかれるような鼻の仕上がりになったりということがあります。こうした医師の技術不足はそのまま術後の回復も遅らせます。
クリニックが使用している薬剤や施術を担当する医師の経歴、過去の鼻の症例や施術数など、ホームページで下調べをしたり、そのクリニックで実際に施術した方の口コミをチェックしておくなど、クリニックと医師選びは慎重に行っておきましょう。
アイズクリニックは鼻に強いクリニックです!
アイズクリニックは、鼻の美容整形に強いクリニックです。医師は鼻の施術経験が長く、多くの患者さんと接してきました。そのため、施術のやりやすさ、施術後の仕上りの美しさを考え、自ら器具や糸、薬剤、施術方法などを研究しています。こうした研究は、施術時の出血量を抑えたり、施術後の腫れを抑えたり、ダウンタイムが短くしたりして、患者さまの負担を減らして、安心安全な施術につながっています。この卓越した技術は、他の美容整形外科医からも注目を集め、全国で技術指導も行っているほどです。
また、当院では患者様とのカウンセリングを非常に重視しています。カウンセリング時間はおおよそ30分と長く、ゆっくり納得がいくまでお話しできるようにしています。1回で決まらなければ、2~3回とご相談いただけるので、施術後の満足度も高くなっています。美容整形の施術を受けるのが初めての方、他のクリニックでの施術に納得のいかなかった方、どんな方でも、一度ご相談にいらしてください。専門医の立場から適切なご提案をさせていただきます。
AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。