鼻の形の悩みと適用する修正方法について

日本人には顔が平面的な方が多く、中でも鼻の形に関しては、大小あってもコンプレックスを抱えている方がほとんどです。もちろん、コンプレックスと一口に言っても、その中身は様々ですので、それらを改善するための美容整形も異なります。今回は、鼻の悩み別に修正方法をご紹介していきます。
鼻の悩み別修正法
鼻先が丸い・大きい・鼻の穴が目立つ
団子鼻のように鼻先が丸く大きくて目立ってしまったり、豚鼻のように鼻先が上を向いているために鼻の穴が目立ってしまいます。
→修正方法1:医療用糸を使った施術
医療用の糸を使って鼻先を尖らせたり、高さを出したり、形を整えます。この施術に用いる糸は溶けるため、2カ月ほどすると、体内で徐々に溶けて吸収されていきます。そのため、施術で作った鼻の形は永久に保たれるわけではなく、半年~1年の間隔で再施術する必要があります。この施術の最大のメリットはメスを使わないため、痛みが少ないことやダウンタイムが短いことです。術後は、内出血や腫れが出ることがありますが、これも1週間ほどで改善していきます。
→修正方法2:鼻尖縮小術
鼻先が大きくて悩んでいる方におすすめの手術です。糸を使った施術とは異なり、メスを使って余分な皮膚や脂肪を除去して半永久的に、かつ確実に鼻先を小さくすることができます。日本人の方に多いとされる団子鼻やニンニク鼻を改善できます。ただ、メスを使った手術なので、術後数日は飲酒や激しい運動などの血流を促す活動ができないことや、1週間ほどテーピングが必要なことなど、日常生活に支障をきたすことがあります。
→修正方法3:耳介軟骨移植による鼻尖形成術
耳介軟骨を採取し、鼻先に移植することで高さを出すことができる手術です。耳の形が変わってしまうのではと心配する方もいらっしゃいますが、耳の形が変わらないように軟骨を採取するので心配ありません。また、自己組織を用いることでアレルギー反応なども起こらないのがメリットです。ただ、メスを使った手術なので、内出血や腫れが出る可能性があり、1週間前後はテープで固定する必要があります。また、激しい運動については2カ月ほど制限されることを覚悟しなければなりません。テーピングが外れれば、メイクをして日常生活に戻ることは可能です。
小鼻が横に広がっている
小鼻が横に広がってるために、鼻が大きく見えたり、全体的に野暮ったい印象になります。このような鼻は一般的にニンニク鼻やあぐら鼻と言われます。
→修正方法1:鼻翼縮小術
ニンニク鼻やあぐら鼻にように小鼻が広がっている方におすすめの施術です。すっきりと洗練された印象を作るためにも小鼻の広がりを小さくできます。鼻翼縮小術には、小鼻の外側から行うものと内側から行うものがあります。外側から行うものは、小鼻の脇にメスを入れ、余分な皮膚を取り除いて縫い留めます。小鼻の外側を切るということで傷跡が残るのではと心配される方がいらっしゃいますが、小鼻の脇なのでそれほど目立つことはありません。内側から行うものは、術後の傷跡は分かりませんが、小鼻を小さくする限界があるため、鼻の状況によっては向かないことがあります。鼻の状態を医師にしっかり診察してもらい、どれほど余分な組織を切除する必要があるかに応じて、外側法と内側法のどちらかを選択する必要があります。術後は、腫れが出ることがありますが、1週間ほどでメイクもできるようになり、日常生活に戻ることができます。
鼻筋がはっきりしない・高さがない
鼻筋が低かったり、太かったり、輪郭がはっきりしていなかったりすると、スッキリとした印象になりません。
→修正方法1:ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸を鼻筋に注入することで高さを出します。注射器で施術できるので、ダウンタイムもほとんどなく施術後すぐに日常生活に戻ることができます。ヒアルロン酸には様々な種類があるため、ある程度の硬さがあり、持続力の高いものを選べば、希望の鼻の形に仕上げることができます。ただし、ヒアルロン酸はもともと体内にある成分のため、時間とともに吸収され、1年ほどで効果が薄れていきます。状態を見ながら、ヒアルロン酸を追加注入する必要があります。
→修正方法2:プロテーゼの挿入
医療用シリコンを使ったプロテーゼを鼻筋に挿入することで高さを出し、すっきりとした印象の鼻筋を作ることができます。ヒアルロン酸とは異なり、プロテーゼは半永久的に理想の鼻筋を保てます。プロテーゼはオーダーメイドで形を変えられます。挿入時は、鼻の穴の内側を切開するので、術後は傷跡が目立つことはありません。
鷲鼻や魔女鼻など鼻筋に段差がある
→修正方法1:ヒアルロン酸注入
鼻筋の修正と同様、鼻筋の段差部分が目立たないよう、ヒアルロン酸を注入することで鼻の形を変えられます。ヒアルロン酸なので、半永久的な施術ではありませんが、ダウンタイムもなく、腫れなどの心配もほとんどありません。
→修正方法2:プロテーゼの挿入
プロテーゼを挿入することで段差のない理想に合った鼻筋を作ることができます。
→修正方法3:骨削り手術
鷲鼻や魔女鼻の原因になっている突き出た骨や段差のある骨をやすりで削ります。やすりは鼻の穴の内側をメスで切開し、入れていくので、傷跡は目立ちません。ただ、術後は、腫れや内出血が起こる可能性が高いため、血流を促すような飲酒や激しい運動、入浴やサウナなどは控える必要があります。
鼻の整形手術をオールマイティにできる医師は少ない
鼻の整形手術には、お悩み別に様々な方法があります。手術内容は簡単なものからメスを使った複雑なものまでありますが、すべての医師にすべての手術ができるとはかぎりません。場合によっては、ヒアルロン酸注入などといった比較的施術が簡単なプチ整形しかできない経験の浅い、知識の少ない医師も存在しています。それだけに、医師やクリニックを選ぶ際には、より幅広い鼻の手術メニューを用意しているところを選ぶ必要があります。医師に技術力がなければ、手術メニューも限られてきますので、理想の鼻が実現できない可能性もあります。クリニック選びの際は、こうした医師の経歴や症例数、用意している手術メニューの多さ、またクリニック自体が導入している機器や使っている薬剤、衛生状況などをしっかり確認してから手術を正式に任せるようにしましょう。
アイズクリニックでは幅広い鼻手術の選択肢をご用意しています
アイズクリニックでは、非常にたくさんの鼻の手術メニューをご用意しています。これだけ多くの施術ができるクリニックはそれほど多くないでしょう。手術メニューが多いということは、どんな状態の鼻に対しても理想をかなえる施術ができるということです。鼻の手術ははじめてという方はもちろんのこと、他院で手術したものの理想の仕上がりにならなかったという方も是非一度カウンセリングにいらしてください。臨機応変な対応が求められる修正を含め、様々なご相談に対応させていただきます。
AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。