鼻骨骨切り(幅寄せ)ですっきりとした女性的なラインの鼻に

鼻は顔の中心にあるパーツなだけに、顔の印象を大きく左右します。
鼻筋が太いと、ガッシリとして男性的な印象を与えますし、逆に、鼻筋が細く、すっきり通っていると、華奢で女性的な印象になります。
もし鼻筋の太さでお悩みなら、鼻筋を細くすっきりできる鼻骨骨切り(幅寄せ)がおすすめです。鼻骨骨切りは、鼻の根元から鼻先までのラインをすっきりとさせる整鼻術の代表です。施術方法は、鼻の骨に切り込みを入れ、内側に折りたたみ、ギプスで固定することで鼻筋の幅を小さく、細くします。鼻筋が太く、全体的に鼻が大きく目立って見える方や歪んだ鼻筋の方にも効果的な施術です。小顔効果もあるので、痩せて見えるなどの効果も期待できるでしょう。
ただし、この施術はあくまで鼻筋を細くするもので、高さを出すものではありません。鼻に高さを出したい場合には、鼻中隔延長や鼻翼縮小、シリコン挿入などの施術を併用する必要があります。
鼻骨骨切りの効果
・鼻筋を細くし、顔全体をシャープな印象にできる
・骨を切ることで土台から鼻の幅を細くできる
・曲がった鼻筋を真っすぐに修正できる
・上向きの鼻を引き下げられる
・傷跡を残さずに施術できる
こんな方におすすめ
・鼻筋が太く、存在感が強い
・鼻筋が低いが、プロテーゼなどの人工物は入れたくない
・鼻が曲がっている、凹凸がある
・鼻の印象を変えたい
デメリット
・鼻づまりを悪化させる危険性がある。
・内出血が長引きダウンタイムが長くなりがち。
鼻筋が太い原因
鼻は、大きく分けると、「鼻骨」「外側鼻軟骨」「鼻中隔軟骨」「大鼻翼軟骨」の4つで構成されています。このうち、鼻の基礎となっているのが「鼻骨」で、この形が、鼻全体の形に大きく影響を与えます。
たとえば、この鼻骨が太いと、鼻筋も太くなりますし、曲がっていると、鼻筋も曲がります。また、傾斜がなだらかだと鼻筋が太く見えてしまいます。
鼻骨骨切り施術方法
鼻骨骨切りの施術には大きく分けると、2つのパターンがあります。一つは、「オープン法」といって、鼻柱を横切るように切開し、骨を目視できる状態で手術する方法です。もう一つは、「クローズ法」といって、鼻の穴の中を切開し、できるだけ傷跡が目立たないように施術する方法です。
オープン法のメリットは、直接骨の状態を確認しながら施術できるので、より確実に理想的な鼻の形を実現できるところです。デメリットは、ほとんど目立たないものの、鼻柱と頬に小さな傷が残るリスクがあるところです。
クローズ法のメリットは、傷口が鼻の穴の中にあるので、術後の傷が目立たない点です。デメリットは、オープン法とは異なり、術野の目視が限定的なため、確実に理想的な鼻を実現できるかは、医師の技術力に大きく依存する点です。また、内出血が起こりやすいなどのリスクもあります。
最近では、傷が目立ちにくいクローズ法を採用しているクリニックが多く見受けられますが、前述のとおり、仕上がりの完成度を考えると、いずれの手術を受けるにしても、医師選びが非常に重要になります。実際にカウンセリングを受けてみて、ご自身の希望がかなえられるクリニックを選ばれるといいでしょう。
施術に用いる器具
鼻骨骨切りの施術を行う際には、鼻ノミや超音波骨削り機を使います。
骨ノミ
骨ノミはその名のとおり、ハンマーとセットで、切りたい部分に当ててコンコンと衝撃を与えることで骨を切る器具です。削るというよりも、切ることが得意なので、骨切りに良く使われています。
施術の流れは、鼻の穴の中を切開したら、そこから鼻ノミを挿入し、骨に切れ込みを入れて、鼻を真ん中に寄せて固定します。
鼻ノミの施術手順
1.鼻の軟骨部分にメスやハサミで切り込みを入れる。
2.鼻の横の皮膚を3㎜ほど切開する。
3.切開したところから鼻ノミを挿入し、数カ所切れ込みを入れる。
4.骨を鼻の真ん中に向けてずらし、鼻の上からギプスで固定する。
超音波骨削り機
超音波骨削り機は、機器の先端に超音波振動を与え、骨を切ったり、削ったりする機械です。熱を発しないので、周辺の組織や軟骨などに影響を及ぼすことがありません。また、削る際には、血管や粘膜、神経などといったやわらかい組織を傷つけることなく、硬い骨だけを削ることができます。
血管や粘膜を傷つけないことで術中・術後の出血が減り、神経を傷つけないことで術後の痛みを減らすことができます。この機械を用いることで、迅速かつ精密に切りたい部分の骨を切れるので、左右差が起こったり、後戻りするリスクも減ります。鼻ノミを使うと、骨を切る際に、切る予定ではなかった部分まで切れてしまったり、ひびが入る危険性があります。こうしたリスクも超音波骨削り機で避けることができます。
また、この機械を使った施術は、鼻の穴の中から行うので、外側には傷跡が残りません。
超音波骨削り機の施術の流れ
1.鼻の穴を切開し、超音波骨削り機を挿入する。
2.削りたい骨を正確なラインに沿って超音波振動を与えながら切れ込みを入れる。
3.骨を鼻の真ん中に向けてずらし、鼻の上からギプスで固定する。
施術時間
施術時間は、骨切り単独の手術であれば、30分ほど、骨切り以外にも鼻筋の凹凸を修正したり、鼻に高さを出すなどの追加で施術を行う場合には、1時間以上かかる場合もあります。
ダウンタイムの過ごし方
術後は、3日ほどは強い腫れや鼻筋への違和感、内出血や痛み、鼻づまりなどが起こるリスクがあります。こうした症状が引くまでには、個人差はありますが、およそ2週間~1カ月ほどかかります。
こうした症状のほか、折りたたんだ骨を固定するために、鼻にギプスを装着することになりますので、術後は、できるだけ余裕を持ったスケジュールで過ごせるようにすると安心です。
ダウンタイム中は、できるだけ目元や患部に触れないようにし、腫れや内出血を最小限に抑えるためにも、できるだけ血流を促進するようなことは避けましょう。具体的には、湯船にしっかり浸かる入浴やサウナ、激しい運動などは避けたほうがいいでしょう。また、洗顔時は、患部が濡れないように注意しながら洗うようにしてください。メイクは術後から可能ではありますが、患部は避けるようにしましょう。
まれに傷口から細菌が入って化膿したり、赤くはれたりすることがあります。その際には、感染症の疑いがありますので、すぐにクリニックに連絡し、適切な処置を受けるようにしましょう。
鼻骨骨切り(幅寄せ)にかかる費用の相場
鼻骨骨切り(幅寄せ)にかかる費用の相場は、60~80万円ほどです。もちろん、自由診療なのでクリニックによって費用は異なり、手術時に用いる麻酔が別料金としてかかってくるところもあります。また、理想の鼻の形を作るために、オプションで手術を行う場合にはさらに費用がかさむこともあります。クリニックによっては、モニター料金を用意しているところもあり、大幅に費用を抑えられる可能性もあるので、相談してみるといいかもしれません。
クリニックの選び方
鼻骨骨切り(幅寄せ)ができるクリニックを探す際には、どういった施術法を実施しているかのほかに、多くのクリニックはホームページ上にビフォーアフターの写真を載せているので、確認するのがおすすめです。同じ幅寄せにしても、完成形がご自身のセンスに近い形の方が、医師にイメージを共有しやすいですし、術後の満足度は高くなります。
アイズクリニックは鼻の手術に強いクリニックです!
鼻の手術をする際には、難易度が低いものから高いものまで様々な手術が可能なクリニックを選ぶのがおすすめです。特に難易度の高い鼻尖形成術や鼻中隔延長、軟骨移植などは、執刀する医師の経験や技術力が問われます。アイズクリニックの医師は、数多くの難易度の高い治療メニューをこなしてきた経験から、施術のやりやすさ、施術後の仕上がりの美しさを考え、自ら器具や糸、薬剤、施術方法まで研究しています。
特に、鼻骨骨切り(幅寄せ)の場合、術後の固定が非常に重要です。こうした点でも、当院はしっかり研究し、仕上がりを美しくする固定法を追求しています。この卓越した技術は、他の美容整形外科医からも注目を集め、全国で技術指導も行っているほどです。
当院に一度お越しいただければ、長年の鼻整形手術の経験と知識から理想を叶えるための適切なご提案をさせていただきます。
AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。