鼻整形をすると「できなくなること」はある?リスクと老後の変化まで徹底解説 | AiZクリニックの鼻整形コラム|東京・表参道のAiZクリニック 

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鼻整形をすると「できなくなること」はある?リスクと老後の変化まで徹底解説

鼻整形をすると何ができなくなるのか

鼻を高くしたり形を整える「鼻整形」は、顔の印象を大きく変え理想の顔立ちに近づける人気の施術です。
一方で、「手術後に日常生活でできなくなることがあるのでは?」「将来や老後に鼻が不自然に崩れたりしないか?」と不安を感じて踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
実際、ネット上では鼻整形の失敗画像や鼻整形に失敗した芸能人の噂が話題になることもあり、リスクへの関心は高まっています。
この記事では、鼻整形の術後に起こり得る変化や制限、老後への影響、手術の回数制限の有無、そしてリスクや失敗を防ぐ方法について詳しく整理します。

鼻整形後にできなくなることの代表例

まず結論から言えば、鼻整形を受けて“日常生活”で完全にできなくなることはほとんどありません。
日常的に顔を触られたり動かしすぎたりする仕事や生活習慣があれば、鼻整形後に行動が制限されることもありますが、基本的にダウンタイムと一定の定着期間を過ぎれば日常生活で不自由を感じることはあまりないでしょう。
ただし術後のダウンタイム(回復期間)中や、手術内容によっては一時的にできない動作や注意すべき行為がいくつかあります。以下に代表的な例を挙げます。

鼻整形後にできなくなること:強く鼻をかむ

術後しばらく(目安として約2週間)は、鼻に負担をかけるような強い鼻かみは避ける必要があります。鼻水が出る場合はやさしく拭き取る程度に留めましょう。

鼻整形後にできなくなること:鼻先を動かすこと

特に鼻中隔延長術やL型プロテーゼ挿入を行った場合、鼻先の軟骨やプロテーゼが固定されて鼻先が硬くなります。
その結果、指で押し上げてもいわゆる「豚鼻」のように鼻先を動かすことができなくなる場合があります。
これは手術による構造上の変化であり、鼻先の手術後には多少起こり得る現象です。
ただし日常生活で鼻先を動かしたり豚鼻をしたりするケースはあまり多くないので、できんくなってもあまり支障はないと言えるでしょう。

鼻整形後にできなくなること:イヤホンの使用

耳介軟骨移植を伴う手術(自身の耳の軟骨を鼻に移植するケース)の場合、ドナーとなった耳が腫れたり形が変わる影響で、一時的にイヤホンがフィットしにくくなったり痛みを感じたりすることがあります。
ただしこの影響は一時的であり、耳が治癒すれば通常通り使用できます。

鼻整形後にできなくなること:激しいスポーツ

ラグビーやボクシングなど鼻に強い衝撃がおよぶ激しい接触スポーツは、なるべく控えることが望ましいです。
術後かなり長期間(少なくとも半年以上)は、衝撃で鼻の形や角度が変わりやすいため、激しいスポーツは避けましょう。
特に鼻の骨切りを伴う手術を受けた場合、完全に骨が安定するまではリスクを避けたいところです。
日常的な軽い運動やジョギング、通勤・通学程度であれば、ダウンタイム終了後は問題なく行えます。

鼻整形後にできなくなること:表情の変化

鼻の形が変わることで顔の印象が変わり、手術直後は笑ったり眉をひそめたりといった表情動作がぎこちなく感じることがあります。
これは鼻周囲の腫れや違和感による一時的なものが多く、時間の経過とともに表情にも慣れて自然な動きを取り戻します。
上記のように、鼻整形後に起きる多くの制限は一時的なものです。
適切なアフターケアと十分な時間の経過によって、鼻整形後も通常の生活にほぼ支障なく戻ることができます。
実際、ダウンタイムが終わり鼻が安定すれば、整形前と変わらない日常生活を送ることが可能でしょう。
ただしダウンタイム中は上記のような注意事項を守り、医師の指示に従うことが大切です。特に術後早期は安静に過ごし、鼻への負担を避けることでトラブルの予防につながります。

鼻整形のリスクと失敗例

どんな手術にもリスクはつきものですが、鼻整形で重大な失敗が起こる確率は決して高くありません。
経験豊富な医師がしっかりカウンセリングを行い手術すれば、鼻整形が失敗に終わる確率は極めて低いと言われています。
とはいえリスクを正しく理解しておくことは重要です。ここからは、鼻整形における主なリスクや失敗例、それらの前兆と対処法について説明します。

鼻整形後の一般的な副作用・合併症

鼻整形後の副作用として代表的なのは、腫れや内出血、むくみ、一時的な痛みです。
これらはほとんどのケースで一時的なもので、術後数週間かけて自然に改善していきます。
術後は鼻周囲に腫れやむくみが生じますが、頭を高くして寝る・患部を安静にすることで徐々に治まります。
また、目の周りや頬に青紫~黄色の内出血跡が出ることがありますが、こちらも数週間程度で消えていくことがほとんどです。
痛みには個人差がありますが、処方された鎮痛剤でコントロールできるでしょう。
これらは正常な術後経過の範囲内であり、適切に対処すれば心配ありません。
ダウンタイム中はメイクや鼻を触ることができなくなりますが、適切な処置と経過観察を怠らなければ、徐々に普段どおりの生活に戻れます。

鼻整形における稀な合併症:感染と壊死(えし)

感染症は美容整形手術全般で注意すべきリスクですが、鼻整形でも稀に起こり得ます。
特にプロテーゼ(人工軟骨)を挿入する隆鼻術などでは、手術中に雑菌が混入することで術後に感染が起こり、適切に対処しないと皮膚組織が壊死してしまうケースがあります。
では感染や壊死の前兆としてどんな症状に注意すれば良いのでしょうか?
ポイントとなるのは術後の痛みや皮膚の変色です。通常の術後痛みは徐々に和らぐものですが、感染が起きている場合は術後数日しても痛みや熱感が増す、鼻先が赤く腫れてくる、膿が出る、といった症状が現れます。
具体的には、「鼻がどんどん腫れて赤くなり、内出血のアザが広がり、痛みが増してくる」ような場合は感染初期症状が疑われます。
このような異変に気付いたら、すぐに手術を受けたクリニックに連絡し診察を受けることが肝心です。感染が進行すると、プロテーゼの露出や皮膚の壊死といった重篤な事態につながる恐れがあるため、早期治療が何より重要です。
一方で、血流障害による壊死も極めてまれながら起こり得る合併症です。フィラー(ヒアルロン酸など)の注入で起こるケースが知られていますが、ごく一部の例では手術時の圧迫などで血管が詰まるリスクもあります。
血流が阻害され組織が壊死しかけるときは、まず皮膚の色調変化がサインとなります。血行が途絶えた部位の皮膚は異常に白くなり、触ると冷たく感じたり、強い痛みを伴ったりします。
その後、数日かけて皮膚がただれたり潰瘍ができ、やがて黒ずんだかさぶた状になっていきます。
まとめると、感染や壊死のリスクは鼻整形ではごく稀ではあるもののゼロではありません。ただ、腕の良い医師の手術・衛生管理の徹底・術後の適切なケアによって十分に回避可能です。
万が一異常を感じたら自己判断せず早めに受診し、適切な処置を受けることで大事に至るのを防げます。

鼻整形をしたら老後はどうなる?

鼻整形を検討する際は、今の顔に対して不自然にならない範囲でデザインすることが重要です。欲張って高さを出しすぎたり、小鼻を極端に小さくしすぎたりしないようにしましょう
最近では老後を見据えて「将来の自然さ」まで考慮してデザインする美容外科医も増えています。
“今”の理想だけでなく“数年後・十数年後”まで見据えて形を整えることで、年齢を重ねても調和の取れた鼻を維持しやすくなります。
カウンセリング時には「老後に不自然にならないか」を遠慮なく相談し、納得いくデザインを医師と一緒に考えましょう。

鼻整形を成功させるポイント:信頼できる経験豊富な医師を選ぶ

施術の成功率を大きく左右するのは執刀する医師の腕です。
症例数が多く経験豊富なドクターであれば、カウンセリングを丁寧に行いリスクを最小化してくれるので、失敗する確率は非常に低く抑えられます。
逆に経験の少ない医師やカウンセリングが流れ作業のようなクリニックでは、術後のトラブルが起きる確率が高くなると言えるでしょう。
医師選びの際は公式サイトの経歴や症例写真をチェックしたり、口コミで評判を調べたりするのも有効です。
鼻整形は技術難易度が高いため、経験と知識があり「鼻整形の名医」と呼ばれる専門医に任せるのが後悔しない近道と言えるでしょう。

鼻整形を成功させるポイント:術前に仕上がりイメージをしっかり共有する

失敗や後悔を防ぐには、施術前のカウンセリングで医師と仕上がりのイメージを具体的にすり合わせておくことも重要です。
例えば「小鼻を小さくしたい」「鼻を高くしたい」など漠然とした希望だけでなく、自分の鼻のどの部分をどう変えたいのかを可能な範囲で具体的に伝えましょう。
理想の写真や、なりたくない鼻の写真を共有すると、より具体的にイメージが伝わりやすくなります。
医師側からも、骨格的に実現可能なデザインや、逆に不自然になりやすい無理なオーダーについて説明があるはずです。
それらを踏まえて理想と現実のギャップを埋めておくことで、「思っていた仕上がりと違う」というミスマッチを避けられます。
必要に応じて画像シミュレーションを見せてもらったり、ヒアルロン酸注入で一時的にシミュレーションしてみるのも一つの方法です。

鼻整形を成功させるポイント:アフターケアと定期検診を怠らない

鼻整形を成功させるポイント:アフターケアと定期検診を怠らない
手術が成功しても、術後のケアをおろそかにするとトラブル発生率は高くなります。ダウンタイム中の注意事項を守り、処方された薬を正しく服用し、傷口を清潔に保つことは基本です。また術後にクリニックで設定されている定期検診には必ず足を運びましょう。
クリニックによって差はありますが、複数回の経過観察を行うことがあり、これらの診察では、傷の治り具合やプロテーゼの位置ズレがないか、感染の兆候がないか等をチェックします。
面倒に感じるかもしれませんが、将来のトラブルを未然に防ぐためにもアフターケアを積極的に受けましょう。

鼻整形を成功させるポイント:無理な再手術を繰り返さない

一度の手術で満足いかなかった場合、修正のための再手術(やり直し)を検討することもあるでしょう。
鼻整形は何度でも理論上は可能ですが、回数を重ねるごとにリスクが増大する点に注意が必要です。
具体的には、繰り返し手術をすると瘢痕組織が増えて皮膚や軟骨が硬く脆くなったり、血流が悪くなったりするリスクが高まります。
その結果、次の手術がより難しくなり、感染や壊死など合併症の確率も上がってしまいます。
したがって「気に入らないから何度でも直せばいいや」という考えは禁物です。
理想は最初の一度で満足できる結果を得ることであり、そのためには上述したように医師選びと入念なカウンセリングが欠かせません。
もしどうしても再手術が必要な場合は、鼻の修正手術の実績が豊富な医師と十分に相談し、自分の皮膚や軟骨の状態を慎重に評価したうえで最適な方法を選択してください。

鼻整形は老後どうなる?長期的な影響と将来像

最後に多くの方が気にされる「老後、年を取ったら鼻整形の影響で鼻が変にならないか」という疑問について解説します。 まず知っておきたい前提として、人間の鼻は整形しなくても加齢とともに変化するという事実があります。
年齢を重ねると皮膚は薄くなり、鼻を支える軟骨や筋肉も衰えていきます。その結果、鼻先が下がって見えたり、小鼻の張りが弱まって鼻孔が広がってきたりといった変化は誰にでも起こり得る老化現象です。
よく「整形した鼻は老後に崩れる」と心配されますが、正しくは整形の有無に関わらず鼻は歳とともに多少形が変わるもの。
では、鼻整形をしている場合、その加齢変化にどんな影響があるのでしょうか?ポイントは人工物を入れているか否かです。
シリコンプロテーゼなどの人工物を挿入した場合、プロテーゼ自体は年月が経っても物理的性質がほとんど変化しません。
しかしそれを包み込んでいる周囲の組織(皮膚や皮下組織)は老化で薄くたるんでいくため、両者の変化の差によって違和感が生じる可能性があります。
簡単に言えば、「外側の皮膚は伸びるのに内側のプロテーゼはそのまま」という状態になりうるのです。
具体的な老後のトラブル例として報告されているものには、次のようなものがあります。

老後に考えられる鼻整形のリスク:プロテーゼの傾き・ズレ

長期間経つとプロテーゼが完全に固定されず左右どちらかに傾いてしまい、鼻筋の中心がずれることがあります。
特に元々鼻中隔が曲がっている状態でプロテーゼを入れた場合、年月とともに歪みが現れやすいと言われます。

老後に考えられる鼻整形のリスク:プロテーゼの石灰化・表面の凹凸化

シリコンプロテーゼは体に安全な素材ですが、10年以上長期間挿入していると稀に表面が硬化(石灰化)してデコボコするケースがあります。
石灰化自体は生体に悪影響はありませんが、プロテーゼの輪郭が触って分かるほど隆起したり、鼻筋に段差・突っ張り感が出たりする可能性もゼロではありません。

老後に考えられる鼻整形のリスク:皮膚が薄くなりプロテーゼが透ける

加齢で鼻の皮膚が薄くなると、正しく収まっていないプロテーゼの場合輪郭が浮き出て見えたり、触れるほど近表面に感じられることがあります。
特に過去に骨膜の上(浅い層)にプロテーゼを入れてしまっているとこのリスクが高まりますが、もっとも老後に必ずトラブルが起きるわけではありません。
上記のような現象は誰にでも起きるものではなく、適切な手術が行われていれば高齢になっても特に問題なくプロテーゼが安定している方も多いです。
もし老後に何らかの違和感や問題が生じても、その時点でプロテーゼを抜去・交換したり、たるんだ皮膚をリフトアップしたりと対応策はあります。

老後を見据えた鼻性形のアドバイス

若い時点で鼻整形を受けるなら、将来に備えて信頼できるクリニックで長期経過も含めた相談をしておくと安心です。
例えば「プロテーゼが半永久的に持つとはいえ、数年に1回は検診を受けてチェックする」「将来皮膚が薄くなってきたらこう対処する」といったプランを共有しておくと良いでしょう。
結論として、鼻整形をしたからといって老後に必ず困るわけではありませんが、加齢による変化は誰にでも起こるものなので、それを前提に不安を軽減する工夫をしておくことが大切です。

鼻整形のリスクと限界を正しく理解しよう

鼻整形をしても日常生活で永久に制限される動作はほぼなく、老後の変化に必要以上に怯える必要はありません。
重要なのは、リスクや限界を正しく理解した上で手術に臨むことです。
術後一時的に守るべき注意事項(鼻を強くかまない・衝撃を避ける等)を守り、信頼できる医師とゴールイメージを共有し、アフターケアをしっかり行えば、鼻整形の失敗率は極めて低く抑えられます。
「理想の鼻を手に入れたいけど老後が不安」「できなくなることをもっと詳しく知りたい」という方は、ぜひ「AiZクリニック」までお気軽にお問い合わせください。

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