鼻整形における拘縮とは?原因・症状・予防策を徹底解説
鼻整形後に起きる拘縮とは
鼻整形後に「鼻が硬く動かない」「鼻先が短くなった気がする」と感じる場合、それは「拘縮(こうしゅく)」と呼ばれる状態かもしれません。
拘縮とは、手術や炎症による影響で鼻の皮膚や軟部組織が瘢痕組織に置き換わり、柔軟性を失って短縮する状態を指します。
簡単にいえば、傷の治癒過程でできた瘢痕(傷跡)が縮む力によって皮膚が硬く縮み、鼻先(鼻尖)や鼻筋(鼻背)の動きが制限されてしまう現象です。
その結果、鼻先が上に引き上げられて鼻が短く見えるようになったり、鼻全体が硬くこわばって自在に動かせなくなるなどの変化が起こります。
場合によっては皮膚が薄く赤みを帯び、内部に挿入したプロテーゼ(シリコンやゴアテックス)が透けて見えたり露出してしまうことがあります。
鼻整形の拘縮が生じる原因
鼻整形の拘縮が生じる根本メカニズムは、瘢痕収縮(傷跡が縮もうとする力)と血流障害、そして異物反応などが複合的に関与していると考えられています。
具体的な要因としては次のようなものが挙げられます。
繰り返しの手術による瘢痕化
再手術を重ねるほど軟部組織が瘢痕組織に置き換わり、傷跡の収縮力が強くなります。
一度の手術でも大きく組織を剥離したり、ダメージが大きい場合は瘢痕が増えやすくなります。
術後の炎症・感染
手術後に傷口が感染したり慢性的な炎症が続くと、血流が悪化して組織が固く縮みやすくなります。
小さな膿瘍(うみ)でも慢性炎症の原因となり、拘縮の引き金になり得ます。
人工物(プロテーゼ等)の影響
シリコンプロテーゼやゴアテックスなど異物を挿入した場合、長期間にわたり異物反応が起こって周囲に厚い瘢痕性の被膜(カプセル)が形成され、これが収縮して鼻を変形させることがあります。
特に古いL型プロテーゼを長年入れていると、拘縮を招きやすいことが知られています。
皮膚の厚みや人種的特徴
日本人を含むアジア人は鼻の皮膚が薄い傾向があり、欧米人に比べて瘢痕やプロテーゼの影響を受けやすいとされています。
皮膚が薄いと拘縮による変化(皮膚の赤み・菲薄化など)が顕著に現れやすい一方、極端に厚い皮膚の場合は内部の瘢痕が硬く肥厚しやすいという面もあります。
以上のように拘縮は複数の因子が絡み合って発生するため、一概に「これだけを守れば絶対に避けられる」という単純なものではありません。
鼻整形後の拘縮はいつから起こるのか
鼻の拘縮は術後直後から発生するものではなく、時間をかけて段階的に進行していきます。
一般的に、術後の腫れや内出血が引いて通常のダウンタイム(回復期間)が終わった後にも違和感が長引く場合には注意が必要です。
個人差はありますが、手術後数週間~数ヶ月してから拘縮の兆候が現れるケースが多いとされています。
初めは軽度の症状でも、放置すれば徐々に進行していき、数ヶ月から半年以上かけて明らかな変形へと至ることも。
具体的な段階的変化としては、まず違和感を感じる初期のサインが現れ、その後に明らかな拘縮症状へと移行します。
早期に発見できれば対処の選択肢が広がるため、術後しばらくは自分の鼻の状態を注意深く観察することが大切です。
鼻整形後に起きる拘縮の初期症状
鼻の拘縮において、初期段階でよく見られる症状やサインは以下のとおりです。
鼻先の赤みや熱感が長引く
術後の通常の炎症反応を超えて、鼻先がずっと赤い状態や熱っぽい感じが続く場合、内部で瘢痕化が進んでいる可能性があります。
通常は数週間で引くはずの赤みが引かない時は注意しましょう。
鼻先にある小さなできものや膿が溜まった腫れが治らない
傷口の感染や異物反応によって、鼻先の皮膚にニキビ状の膿疱が繰り返しできることがあります。
こうした小さな膿瘍が慢性化すると、その下の組織が硬く瘢痕化していく可能性があるので、医師に相談しましょう。
鼻の中や鼻背に硬いしこり(硬結)できる
指で鼻先や鼻筋を触ったとき、柔らかさがなくゴリゴリと硬い塊が感じられることがあります。
これらは瘢痕による組織硬化が起き始めている兆候かもしれません。
正常な術後経過では徐々に柔らかさが戻ってくるため、いつまでも硬い場合は拘縮の進行が疑われます。
鼻が少し短くなったように見える
正面から見たときに鼻孔が前より見えやすくなった、横顔で鼻先の位置がやや上がった気がするといった変化も、拘縮の初期段階であるケースが多いです。
自分では気づきにくいかもしれませんが、術前後の写真を比べて鼻先が上向いてきていないか確認してみましょう。
これらの初期症状は、いずれも「皮膚や軟部組織が硬化・短縮しつつある」ことを示すサインです。
この段階で適切な処置(抗生剤投与やステロイド注射、必要なら早期の抜去手術など)を行えば、重度の拘縮へ進行するのを防げる可能性があります。
逆に放置すると皮膚の菲薄化(薄く弱くなること)が進み、最終的にはプロテーゼ等の人工物が露出してしまうケースもあります。
少しでも「おかしい」と感じたら、自己判断で様子を見るのではなく早めに施術クリニックに相談することが肝心です。
鼻整形後の拘縮が進行するとどんな症状が出る?
拘縮が進行して重度の症状が現れた場合、具体的に鼻はどのような状態になるのでしょうか。代表的な拘縮鼻の症状をまとめます。
鼻先が上向きに引っ張られ、鼻全体が短く見える
いわゆる短鼻変形(アップノーズ)と呼ばれる状態で、横から見ると鼻先が上に反り返り、正面からは鼻孔が丸見えになります。
これは瘢痕収縮により、鼻柱や鼻尖が上方へ牽引されてしまうためです。
鼻が硬くこわばり、動かない
正常な鼻であれば指で軽く触れると多少は動きますが、拘縮鼻では軟部組織が板のように硬くなってしまい、押してもほとんど動かなくなります。
表情を動かしても鼻先が一緒に動かない、笑っても鼻翼が開かない、といった状態になります。
鼻先や鼻筋の皮膚が薄く赤みを帯びる
瘢痕組織による血流障害で皮膚が萎縮し、触るとテカテカした薄い皮膚になってきます。
また、炎症の影響で常に軽い赤みや熱感を帯びた状態が続くこともあり、皮膚が薄くなると下のプロテーゼの輪郭が透けて見えやすくなります。
挿入したプロテーゼが浮き出る・露出する
拘縮が重度になると、鼻筋に入れたシリコンプロテーゼやゴアテックスが皮膚ごと引き攣れて浮き出て見えるようになります。
最悪の場合、皮膚が破れてプロテーゼの一部が露出・突出してしまい、緊急に抜去・治療が必要となります。
感染や壊死のリスク
極端な拘縮で皮膚が薄くなると血行不全に陥り、組織が部分的に壊死したり感染が治りにくくなることもあります。
そうなると鼻の再建手術も非常に難しくなり、治療は困難を極めるため、拘縮の初期症状が出たら医師にすぐ相談することが大切です。
また、生来の瘢痕体質(ケロイド体質)の方は小さな傷でも拘縮を起こしやすいため注意が必要です。
鼻整形後の拘縮は予防できる?
鼻整形後の拘縮を完全に防ぐことは難しいですが、術式の工夫や術後管理によってリスクを大きく減らすことが可能です。
手術時に過度な剥離を避け、血流を温存する
手術で組織を必要以上に剥がさないようにし、鼻先や鼻筋の血流がなるべく保たれるよう配慮します。
例えば皮膚と骨の間の剥離範囲を最小限にし、軟骨周囲の血管網を温存することで、術後の瘢痕収縮を軽減できます。
術後の感染予防とアフターケアの徹底
手術後は処方された抗生物質の内服や軟膏の塗布を怠らず、傷口を清潔に保つことで感染を防ぎます。
また、医師の指示に従い定期検診を受けて経過をチェックしてもらいましょう。
少しでも炎症の兆候があれば、早めに対処することが重要です。
生活習慣の改善
術後しばらくは飲酒や喫煙を控え、十分な睡眠と栄養をとって傷の治りを促進しましょう。
喫煙は血行を悪化させ傷の治癒を遅らせるため、拘縮リスクを高める要因になります。
さらに、適度な保湿やUVケアで皮膚の状態を整えることも有用です。
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