渡韓での鼻整形リスクとは?失敗したらアフターケアはどうなる? | AiZクリニックの鼻整形コラム|東京・表参道のAiZクリニック 

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渡韓での鼻整形リスクとは?失敗したらアフターケアはどうなる?

韓国というと、美容整形の手術を受ける人が多く、日本と比べると美容整形に対して進歩的な考え方を持つ国だと言えるでしょう。手術数が多ければ、それに関わる医師の数も多く、機器や製品も日々新しいものが開発されています。

それだけに、最近では、韓国に整形を目的に旅行する日本人も増えています。旅行会社の中には、「韓国整形ツアー」を企画しているところもあるほどで、韓国の美容外科クリニックの中には、こうした日本人客を獲得しようと日本語のわかる看護師やカウンセラー、通訳などを常駐させるなど、至れり尽くせりのサービスを用意しているところもあります。コロナ禍ということもあり、渡航が制限されていた時期もありましたが、海外旅行の制限が緩和され始めた今、韓国で整形をと考えている方も再び増えるのではないでしょうか。

ただ、実際に韓国で美容整形を受けてみると、カウンセリング時の意思疎通がうまくいかず、理想とはかけ離れた仕上がりになってしまったり、日本では考えられないような危険な施術をされてしまい大きなトラブルを抱えてしまったりと、必ずしもうまくいくわけではなさそうです。

そんなトラブルを抱えないためにも、今回は特に鼻の整形手術において、渡韓で抱えがちなトラブルをご紹介し、どうしたらトラブルを解決できるのかをご紹介していきます。

渡韓で美容整形する人が増えている理由

日本ではなく、あえて韓国に渡って整形手術を受ける方が増えているのにはいくつか理由があるようです。

1.費用の安さ

なんといっても一番の理由として聞かれるのが、施術に関わる費用の安さです。施術部位や施術内容にもよりますが、たとえば鼻の手術で言えば、日本人に多い団子鼻や鼻翼の広がった鼻を改善する鼻翼縮小手術では、日本で20~35万ほどかかるものが、韓国では5~10万円で受けられます。また、鼻を高くするヒアルロン酸注入では、日本では、3~10万円かかるものが、韓国では3~6万円ほどに抑えられます。もちろん、手術内容によっては費用がほとんど変わらないものもありますが、施術によっては日本と比べ出費をかなり抑えられることから、韓国への渡航費用や宿泊費を支払っても元が取れるケースがあるのです。メスを使わない比較的簡単な手術であれば、手術後のダウンタイムもそれほどかからないので、観光旅行がてら手術してしまおうという方が多く人気を集めているようです。

2.日本人向けのサービスがあるクリニックが増加

最近では、整形が目的で渡韓する日本人が増えていることから、日本人向けに日本語のわかる看護師やカウンセラー、通訳を常駐させるなどのサービスを行う韓国の整形外科が増えています。中には、日本国内で説明会を開催し、渡韓に対する不安感や抵抗感を減らそうとしている大手クリニックもあります。

3.高い技術力を持つ医師もいる

整形大国なだけあって、症例数を重ねることで非常に高い技術力を持った医師がいることも確かです。さらに、日々新しい技法が開発され、患者への負担が少なく、安全でより良い施術ができるよう手術の方法や機器、用品の開発が進んでいます。

4.ダウンタイムが日本より自由に過ごせる

日本では、ダウンタイムの間は包帯を巻いたり、ギプスで固定したり、保冷剤で冷やしたりと、整形がバレる出で立ちはできるだけ隠したいものです。しかし、韓国では包帯ぐるぐる巻きのダウンタイム中でも外を平然と歩いている光景を目にします。特に、美容クリニックが乱立する江南エリアではよく見る光景で、韓国ではやはり美容整形をも隠さない空気があるようです。現地で実際にやるかやらないかは別として、人目を避ける日本と比べると、比較的自由に過ごせるのもメリットの一つでしょう。

韓国で美容整形するリスク

以上のような、韓国で美容整形手術を受けるメリットはたくさんあります。一方で、近いとはいえ、海外で手術を受けるリスクも存在します。

1.言葉の壁で希望の顔のニュアンスが伝わりづらい

韓国のクリニックでは、日本語の分かる通訳を常駐させているところもあります。しかし、日常会話が分かったとしても、細かなニュアンスまで伝えられるかは別で、希望をうまく医師に伝えられず、手術後の仕上がりにショックを受けたというケースもよくあるようです。やはり、そこは文化の違いもあり、ナチュラルに整形がバレない仕上がりにしたかったのに、いかにもツンとした鼻筋の細すぎる鼻にされてしまい、整形したことがはっきりわかる状態になってしまったというケースもあります。

2.術後のアフターケアが十分に受けられない

鼻へのヒアルロン酸注入や二重の埋没法など、メスを使わない比較的簡単な手術であればダウンタイムも短く、アフターケアの心配もそれほどありませんが、メスを使ったり、骨を削ったりするような比較的大がかりな手術では、アフターケアが重要になってきます。術後に内出血や感染症を起こしたり、状態がうまく改善しなければ医師によるケアが必要になります。韓国での整形で一番のリスクがアフターケアが十分に受けられないところでしょう。術後、しっかりと回復するまで滞在できるのか、もし日本に帰国してしまってからトラブルが起こったらどうするのか、スケジュールや契約内容のチェックなど日本で手術する場合に比べ、より一層の注意が必要になります。

3.トラブル対応してもらえない

実際に韓国で整形手術を受けた方の中には、カウンセリング時とは異なる薬剤を使われていたり、日本では信じられないような材料が体の中に入れられているケースも少なくありません。触った感触もゴロゴロと異物感があって、どうもおかしいと日本のクリニックで診断してもらったら、発覚するケースもあります。そんな時、いざクリニックと連絡を取ろうとしても、通訳やエージェントとは連絡が取れなくなり、クリニックに訴えても曖昧な返答で相手にしてもらえないというケースもあるようです。ここまでくると、整形失敗と体の不調を抱えながら、他国とのやり取りを繰り返すというつらい日々が待っています。手術するということは、自分の体を預けるということですから、気軽に考えず、本当に信頼できる医師なのか、韓国の形成外科医として認められている医師なのか、またその医師の経歴などを事前に調べるなど、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

韓国での美容整形失敗を修正してもらうには

日本の美容外科クリニックの中には、こうした韓国で受けた整形手術のアフターケアをしたり、修正手術をするクリニックがあります。CTやMRIを使って、体の中を調べ、どんな手術が行われたかを正確に把握し、必要であれば、埋め込まれた素材を取り除いて別のものに入れなおしたり、縫いなおしたりなど様々な施術を行います。

基本的には、他院修正と同じ内容になりますが、国が違えば、日本よりも安全性の低いものが使われているケースもあります。国が違えば、手術前の写真や手術時の情報をもらうことも困難な場合が多いことから、どのような素材や薬剤を使ったのか、どこにどのように入れたのかなどの詳細がわからず、治療方針を立てづらいこともあります。それだけに、より一層医師の技術力や対応力が求められます。

正直に言えば、ことさら鼻の手術に関しては、術後の修正が困難であることや長期的な視点で形状が変化しうる部位であることから、できれば国内での整形手術をおすすめしたいところです。

アイズクリニックでは難しい渡韓での鼻整形の修正にも対応します

アイズクリニックでは、国内の他院修正手術以外にも、韓国で受けた鼻整形の修正に取り組んでいます。韓国で整形手術を受けた方の中には、思わぬトラブルを抱え、誰に相談したらいいのかわからず、思い悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。そうした修正が難しいケースに対しても、当院ではできる限り対応していきます。お悩みの方は、是非一度カウンセリングにいらしてください。

AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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