HIFU(ハイフ)に種類はある?使用する機械の種類とあわせて解説!

たるみ改善の効果が期待できるHIFU(ハイフ)は、美容業界で注目されています。HIFU(ハイフ)には、いくつかの種類があります。また、医療用と家庭用で効果が全く異なるので、違いを確認しておくことが大切です。今回は、HIFU(ハイフ)の種類とそれぞれの特徴をご紹介します。
そもそもHIFU(ハイフ)とは
そもそもHIFU(ハイフ)とは、超音波を一点集中で肌に照射することで、肌のたるみに深く関係するSMAS筋膜を引き締めてたるみを改善する治療法です。顔全体が引き締まって小顔になる他、若見え肌へと導くことができます。さらに、肌の弾力成分であるコラーゲンの増生を促して、持続的なリフトアップ効果をもたらします。
HIFU(ハイフ)の医療用と家庭用の違い
HIFU(ハイフ)には、医療用と家庭用があります。それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
効果
医療用と家庭用の大きな違いは、たるみ改善効果の有無です。医療用HIFU(ハイフ)は、医師や看護師でなければ使用できないことが法律で定められています。これは、出力が高くて体内変化を引き起こす医療機器であるためです。
SMAS筋膜に高出力の超音波を一点集中することで、たるみの改善が期待できます。
一方で、家庭用のHIFU(ハイフ)は医療用と比べて出力が低く、たるみの改善効果は期待できません。ただし、肌の表層を整えてきめの整った肌へと導くことは可能です。あくまでもスキンケアの域を出ないことを覚えておきましょう。
安全性
医療用HIFU(ハイフ)は家庭用HIFU(ハイフ)よりも出力が高いため、安全性が低いと思われがちです。確かに、出力が高くなればなるほどに、赤みや腫れなどが起こりやすくなります。医療機関で医療用HIFU(ハイフ)による治療を受けた際に、もし赤みや腫れが起きても、抗炎症薬などで対処してもらえるので心配はありません。
家庭用HIFU(ハイフ)でも赤みや腫れなどが起きるリスクがあります。注意が必要なのは、家庭用HIFU(ハイフ)を使用するような医療機関以外の施設では、抗炎症薬のような医薬品を処方できないことです。
また、十分な訓練を受けていない人物が照射することで、照射出力や角度、箇所などを誤り、赤みや腫れが起きてしまう恐れがあります。
費用
医療用HIFU(ハイフ)よりも家庭用HIFU(ハイフ)の方がコストがかからないため、費用も安くなります。ただし、HIFU(ハイフ)を受ける目的がたるみの改善の場合、家庭用HIFU(ハイフ)を受けても目的を達成できません。そのため、HIFU(ハイフ)は費用ではなく効果や安全性で選ぶことが大切です。
医療用 HIFU(ハイフ)の種類
医療用HIFU(ハイフ)にも複数の種類があり、それぞれ特徴が異なります。HIFU(ハイフ)の種類について、詳しく見ていきましょう。
ウルセラシステム
ウルセラシステムは、超音波を一点集中させることでSMAS筋膜までしっかり作用させるHIFU(ハイフ)です。また、術後の赤みや腫れが出にくいため、ダウンタイムが気になる方に向いています。効果の持続期間が半年~1年程度と比較的長いため、通院の頻度を抑えたい方にもおすすめです。
ウルトラフォーマー3(シュリンク)
ウルトラフォーマー3(シュリンク)は、美容大国である韓国で広く使用されているHIFU(ハイフ)です。施術後の赤みや腫れが少なく、効果を早く実感できるとされています。また、数ヶ月かけてコラーゲンが生成されることで、肌の弾力が少しずつ高まります。
ダブロ
ダブロは、一点集中した超音波がSMAS筋膜に作用して、たるみの改善や弾力アップが期待できるHIFU(ハイフ)です。表皮や真皮へのダメージが少ないため、施術時の痛みを抑えられます。さらに、照射箇所や体質に合わせて3つのカートリッジを使い分けられる点も特徴の1つです。
ウルトラセル
ウルトラセルは、イントラセル・イントラジェン・高密度焦点式超音波の3つを組み合わせたHIFU(ハイフ)です。SMAS層に強力にアプローチしてたるみを改善します。また、ニキビ跡や毛穴治療にも適しており、肌のトータルケアを目的とする方におすすめです。
家庭用 HIFU(ハイフ)の種類
家庭用HIFU(ハイフ)にも種類があるので、併せてチェックしておきましょう。
フォーカスネオ
フォーカスネオは、フェイシャルケアとボディケアの両方が可能なHIFU(ハイフ)です。4種類のヘッドを脂肪の厚みに合わせて使い分けることで、狙った箇所に効果的にアプローチできます。また、施術後2週間ほどで、効果が高まることを実感できる傾向があります。
V-MAX(ハイックス)
V-MAX(ハイックス)は、施術後に効果を比較的早く実感できるHIFU(ハイフ)です。また、超音波を高速連写できるため、最短15分で施術が完了します。施術時の痛みも少ないので、痛みが苦手な方におすすめです。
ウルトラハイフ
ウルトラハイフは、世界70ヶ国で導入されているHIFU(ハイフ)です。低出力の超音波を1ショットずつ照射して、痛みの少ない施術を実現できます。また、脂肪層にアプローチすることで、ダイエットをサポートできます。
ウルトラシーリフト
ウルトラシーリフトは、家庭用HIFU(ハイフ)の中では出力が高いことが特徴です。また、施術時の痛みが少なく、ダウンタイムも短いため、大きな負担を感じることなく施術を受けられます。また、他の家庭用HIFU(ハイフ)と比べて低価格なこともメリットです。
HIFU(ハイフ)の選び方
HIFU(ハイフ)は、次の流れで選びましょう。
1.医療用と家庭用から選ぶ
まずは、医療用と家庭用のどちらのHIFU(ハイフ)を受けるか選びましょう。医療用HIFU(ハイフ)は効果と安全性が高い一方で、費用が高いというデメリットがあります。家庭用HIFU(ハイフ)は費用が比較的安いものの、最も重要な効果と安全性が低いことが特徴です。
肌のたるみを改善したいのであれば、医療用HIFU(ハイフ)を選びましょう。スキンケアを目的とする場合は、家庭用HIFU(ハイフ)を選ぶとよいかもしれません。ただし、医療用HIFU(ハイフ)にもスキンケア効果が期待できるため、やはり効果を重視するのであれば医療用を選んだ方が良いでしょう。
できるだけコストを抑えて最低限のスキンケアを受けたいのであれば、家庭用HIFU(ハイフ)がおすすめです。
2.機種を選ぶ
機種を選ぶ際は、効果が現れるまでの期間、痛み、施術後の赤みや腫れなどに注目しましょう。できるだけ早く効果を得たいのであれば、効果が早く現れるウルトラフォーマー3(シュリンク)がおすすめです。また、痛みを抑えたいのであれば、ダブロを選ぶとよいでしょう。
まずは、クリニックのカウンセリングを受けて、HIFU(ハイフ)に求める効果や痛みの程度、効果が現れるまでにかかる期間などを理解することが大切です。
まとめ
HIFU(ハイフ)には医療用と家庭用があり、効果や安全性、費用が異なります。たるみ改善が目的の場合は、医療用HIFU(ハイフ)を選びましょう。家庭用HIFU(ハイフ)は、最低限のスキンケアを目的とした場合にのみ選ぶことをおすすめします。また、HIFU(ハイフ)の種類によって効果が現れるまでの期間や費用などが異なるので、事前のカウンセリングで十分に説明を受けましょう。
AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。