【しわが消える?】ほうれい線へのヒアルロン酸注入
ほうれい線は、小鼻から左右の口角を結ぶように現れるハの字型のしわや溝のことです。年齢とともに頬がたるみ、口や鼻との境界線上に出てくることから鼻唇溝(びしんこう)とも呼ばれています。顔にできるしわは他にもありますが、こうしたしわのほとんどが表情の動きや癖によってできるものであるのに対し、ほうれい線は、肌のたるみによってできる深いしわなので、全く別のものだと考えたほうがいいでしょう。
ほうれい線ができると、一気に老けた印象になるので、なんとか改善したいと望む方も多く、ほうれい線へのヒアルロン酸注入は人気を集めています。ヒアルロン酸注入というと簡単なようですが、ほうれい線は人によって皮膚の厚さや目立つ原因などが異なるため、事前の診察でそれらを見極めることが重要です。どこにどれだけ注入し、注入方法はどうするのか。適切に注入できないと、意図していない部分が不自然に膨らんでしまい、ほうれい線治療になりません。ヒアルロン酸注入は一見簡単なようでオーダーメイド性の非常に高い治療なのです。
ほうれい線ができる原因
加齢による皮膚のたるみ
皮膚のたるみはほうれい線の大きな原因の一つです。人は年を重ねると、真皮層にあるヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどといった肌の根底を支えてハリを与える成分が減少していきます。また、皮下にある筋肉も衰えてしまうので、脂肪を支えられなくなり、たるんでいきます。表面の肌を支えているのは筋肉なので、日常的に表情筋を動かしたり、鍛えたりすることは大切です。
乾燥
肌が乾燥すると、ほうれい線が目立つ原因になります。肌は乾燥によってハリを失い、新たなシワが刻まれたり、元々あったシワがさらに深くなります。ほうれい線も同じように、乾燥によって悪化します。春夏は汗をかくことから肌は保湿されているように思えますが、冷房などによって乾燥することがあります。日頃からしっかり保湿を心がけましょう。
ほうれい線ができるのを防ぐ方法
紫外線対策
紫外線対策の目的は、シミやくすみができるのを防ぐためと思う方が多いかもしれませんが、紫外線を浴びると、肌の基盤となる真皮層がダメージを受けて、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどが減少し乾燥や皮膚のたるみに繋がります。このように肌の乾燥、たるみが加速すると、ほうれい線も目立つようになります。紫外線対策は夏だけ行うという方も多いかもしれませんが、紫外線は季節や場所を問わず、私たちに降り注いでいます。メイク前には必ず日焼け止めを塗り、できれば室内で過ごすときにも日焼け止めを塗っておくと安心です。
表情筋トレーニング
肌のたるみを防ぐために肌を支える筋肉を鍛えることは大切です。特にここ数年は、コロナ禍でマスク生活が長かったこともあり、表情が乏しくなり、筋肉が弱まった方も多いかもしれません。ふと鏡を覗くと、顔が間延びした印象を受けるのもこのせいでしょう。顔の筋肉を鍛えると言っても、何か特別な器具を使って特別なことをするわけではありません。1日1回は、大きく口を動かし「あいうえお」を言ってみたり、頬の筋肉が大きく動くようにすることで頬のたるみを予防できます。食事の際に、よく噛んだり、固いものも食べるということだけでも筋肉を鍛えることになります。
保湿
前述の通り、乾燥はお肌の大敵です。肌のハリや弾力を失い、ほうれい線をできにくく、またできてしまったほうれい線を目立たせないためにも日々の保湿ケアは入念に行いましょう。
刺激を与えない
クレンジングや洗顔、誤ったマッサージなどによって肌に刺激を与えると、肌は傷つき、トラブルが起こりやすくなります。こすりすぎていないか、無理やり皮膚を動かしていないか、痛みが出ていないかなど、日々のケアを見直すことでほうれい線ができる原因を取り除けるかもしれません。
ほうれい線への注入方法
ほうれい線へのヒアルロン酸注入は個人差はありますが、片側につき0.5~1.0ccを入れていきます。所要時間は、片側につき、5分程度です。針を刺す際の痛みと、注入時には薬剤で押されるような感覚があります。痛みに弱い方は麻酔を頼んでおくといいでしょう。
マイクロカニューレを使うと術中後も快適
ヒアルロン酸注入時には、複数回針を刺すのでその都度痛みを感じます。その点、マイクロカニューレを使用すると、挿入は1回だけ、皮下に沿わせてカニューレを移動させることで必要カ所にヒアルロン酸を注入していくことができます。
マイクロカニューレは先が丸くなっており、側面の穴から薬剤が出るようになっています。カニューレは柔らかいので毛細血管や神経などを傷つけるリスクも低く、内出血や術後の腫れを少なくすることができます。
アルロン酸注入の特徴
即効性がある
ヒアルロン酸を注入すると、持ち上げられた皮膚が膨らむので施術直後から効果を実感することができます。即効性を求める方には向いている施術です。
ダウンタイムが短い
ヒアルロン酸注入は注射器を使って行うので、刺した穴の小さな傷は数日残りますが、メスで切ったような大きな傷跡は残りません。マイクロカニューレを使えば、針穴の数も少なく、さらに内出血や腫れのリスクも非常に少なくなるので、ダウンタイムが短くて済みます。
効果が持続しない
即効性やダウンタイムの短さがメリットであるヒアルロン酸ですが、効果の持続性の短さはデメリットといえるでしょう。ヒアルロン酸には、その柔らかさや持続性が異なる様々な種類がありますが、どれも元々体の中にある成分なだけに吸収されてしまい、効果は薄れていきます。効果の持続期間は、持続性が高いものでも1~2年ほどなので、効果を持続させるには、定期的に施術を行う必要があります。
アイズクリニックでは持続性の高いヒアルロン酸を使っています!
前述の通り、ヒアルロン酸には様々な種類があります。それぞれに硬さや持続力が異なるため、どのヒアルロン酸を用いるかは注入する部位によって変えていきます。ボリュームを出したいのか、ハリを出したいのか、シワを埋めたいのかなど、目的が様々であるように、それに合わせた最適なヒアルロン酸を使うことで、美しい仕上がりになります。
ヒアルロン酸は今や一般的な施術になったことから、製剤の中には持続力は低いながら安価なものもあります。初めての施術でどんな仕上がりになるのか不安な方であれば、こうした安価な製剤を試してみるのもいいかもしれません。
しかし、せっかくお金をかけて“きれい”をキープしたいのであれば、品質に優れた持続力のある製剤を選択した方が仕上がりもよくなります。
当院では、「クレヴィエル」「ジュビダームビスタ バイクロス シリーズ」といった持続力のある非常に優れた製剤を採用しています。このほかにも、患者様のご要望に応えられるよう、様々な製剤をご用意しています。
アイズクリニックでは、こうしたヒアルロン酸を注入し、ほうれい線を薄くし、多くの患者様に喜びの声を頂いております。ほうれい線でお悩みの方、若返り治療にご興味がある方は、是非アイズクリニックへご相談にいらしてください。
AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。