フェアリーノーズ(鼻中隔延長) |AiZクリニック(アイズクリニック)美容外科・美容皮膚科

フェアリーノーズ(鼻中隔延長)

フェアリーノーズは耳の裏側から採取する耳介軟骨という軟骨を使用して鼻中隔延長を行う施術に、鼻尖形成術(ストラット法)と軟骨移植を組み合わせた治療になります。耳介軟骨を鼻中隔軟骨に固定することでしっかりとした土台が出来て安定した成果を出すことができる施術になります。

この施術は鼻先の高さが欲しい方、団子鼻、短い鼻、鼻先が上向きで豚鼻と呼ばれるような状態の方の状態を改善することができます。

  • 豚鼻や団子鼻に悩んでいる方
  • 正面から見て鼻の穴が目立つ方
  • 短い鼻がコンプレックスな方
  • 鼻の下が長く見える方
  • ツンとした鼻先を手に入れたい方

鼻中隔に移植する軟骨には患者様ご自身の耳介軟骨を利用します。耳の裏側を切開し、耳甲介という部分から2cmほどの軟骨を1枚採取します。耳介軟骨は柔らかく湾曲のある軟骨ですが、カーブの部位を除き2枚重ね合わせることで湾曲をなくして強度を出します。1枚の軟骨を2枚に分けて形を作るため延長量が少なくなり、肋軟骨などを使用する鼻中隔延長に比べて変化は少なくなります。

患者様ご自身の軟骨を使用するので、術後は安定性が高く、また耳介軟骨は大きさも十分にあるため、鼻尖が変形してしまうなどのトラブルが起こりにくいのが特徴です。また、軟骨を採取する場所も耳の後ろなので、非常に分かりにくいのがこの施術のメリットです。

鼻先の高さが欲しい方、団子鼻、短い鼻、鼻先が上向きで豚鼻と呼ばれるような状態の改善が期待できます。また、鼻尖が下がることによって鼻全体のバランスが整い、鼻の穴が目立たなくなるなどのメリットもあります。

・妊娠中、授乳中の方
・糖尿病・膠原病・透析中・悪性腫瘍などの疾患がある方
・ペースメーカーを使用されている方
・ケロイド体質の方
・出血傾向のある方(抗血小板凝固薬内服など)
※その他、医師の判断で施術できない場合があります。予めご了承ください。

ご自身の耳介軟骨を採取し、鼻中隔に移植します。
フェアリーノーズを行う際は、移植する軟骨を固定する際に鼻中隔の延長方向と距離、位置を慎重に検討する必要があるため、鼻柱(左右の鼻孔の間の部分)を横切るように切開して軟骨を移植します。切開する場所は、鼻先の下でほとんど見えない部分です。

フェアリーノーズのデザインを決める際は、鼻中隔を支点として延長する長さや方向を慎重に検討していきます。鼻中隔を上向きにすると、鼻尖がとがりすぎたり、アップノーズになりがちです。一方、鼻中隔を下向きにすると、垂れ鼻になってしまいます。

一般的には、現在の鼻筋に沿うように、軟骨を移植することで鼻中隔を自然な形で延長します。この際、延長しすぎたり、延長が足りなかったりすると、不自然になってしまいますので、長さも細かく調整しながら施術していきます。実際、施術時には、仮縫いを何度か重ねながら、最適なバランスを探っていきます。

切開する際には、できるだけ傷跡が目立たないよう行い、鼻尖を下に引き下げた状態で縫合します。縫合後は、3~7日間程度、鼻ギプスをつけていただきます。術後は、3カ月~6か月ほどで傷跡もほとんど気にならなくなります。

フェアリーノーズの施術では、本来は繋がっていない鼻中隔軟骨と鼻翼軟骨を軟骨移植して連結させるため、鼻尖が硬くなりがちで、動きも制限されてしまいます。

また、軟骨の移植によって突っ張り棒で押し出されたような状態になるため、鼻尖が張り、あまり無理をすると鼻尖が曲がってしまうことがあります。また、鼻尖を長くしようと過度に延長すると、鼻尖の曲がりや矢印鼻などといった不自然な外観に悩まされることになります。

こうした問題を避けるためには、鼻中隔延長の度合いを長くしすぎたり、上向きにしたりせず、適度に自然な形で延長することで自然な仕上りになります。

術後3~7日間程度は、血腫を防ぎ、腫れを抑えるためにも鼻ギプスの装着が必要となります。特に、夜間や就寝時の固定を慎重に行っていただきます。術後の腫れやむくみが完全に消えてなくなるには、個人差はありますが、1~3カ月ほどかかります。術後の状態を完全にチェックできるようになるのは、それ以降になります。

術後は、念のため、1カ月程度は、激しい運動やサウナ、飲酒など血流を活発にすることは避けてください。また、鼻に刺激を与えるような顔のマッサージや歯の治療、眼鏡の長時間使用やうつぶせ寝などはお控えください。

  • 術後約1週間は強い腫れが出ることがあります
  • まれに内出血や感染症になった場合、腫れが長引くことがあります
  • 一時的に鼻先の感覚が鈍くなったり、硬く感じることがあります
  • 一時的に鼻の中から出血する場合があります
  • 耳介軟骨の移植位置によっては、鼻先が丸く感じられることがあります

カウンセリングの際は、医師がどのような鼻にしたいのか患者様の理想の形を細かくヒアリングし、鼻の状態を細かくチェックさせていただき、施術が適しているかどうかを判断させていただきます。施術可能だと判断した場合、最適の施術式や組み合わせをご提案させていただきます。

カウンセリングの際には、施術の流れや注意事項などもご説明していきますので、不安な点や疑問など、ご相談などありましたら、何でもおっしゃってください。

施術前にメイクをしっかり丁寧に落としていただきます。

痛みの感じ方には個人差がありますが、施術の際には、極細の注射針を用い、麻酔をしていきます。しっかりと麻酔が効いていることを確認のうえ、施術を行っていきますので、術中の痛みは最小限で済みます。

フェアリーノーズの施術には、まず耳の後ろを切開し、耳介軟骨を採取していきます。その後、鼻柱を横切るように切開し、鼻柱を開いて鼻中隔延長、鼻尖形成、軟骨移植などを行うことで鼻先の高さ、向き、細さなどの形を整えていきます。/p>

施術後の経過で気になることなどありましたら、お電話ください。お話を伺ったうえで、必要であれば再度ご来院いただき、診察させていただきます。

  • メイクは3日目の診察後から患部を避けて可能です。
  • 翌日より首から下が可能です。
  • 3日は患部を濡らさぬよう、洗顔時や洗髪時にご注意ください。
  • 術後1か月はうつぶせ寝・鼻を強くかむ・ぶつける・激しい運動はお控えください。
極端に鼻が低くても施術可能ですか。
移植する軟骨の大きさには限りがありますので、ご希望の長さまで延長できるかはカウンセリングで診察をしないと判断が難しいです。しかし、患者様のもともとのお鼻の形、そして自然な形で理想に近づけるにはどうしたらいいのかをお聞きしながら、理想に近づけることは可能です。
耳介軟骨を使用する場合、耳への影響はないですか。
耳を切開し、耳介軟骨を採取することで、耳が聞こえにくくなったりということはありませんので、ご安心ください。
施術後に鼻をかんでも大丈夫ですか。
施術後は、できるだけ鼻に刺激を与えないことが鉄則です。強く鼻をかまれますと、傷口が開いてしまったり、傷口から雑菌が侵入し、思わぬ感染症を招くことがありますので、ご注意ください。花粉症がある方は、その時期はできるだけ避けたり、鼻炎薬で症状を抑えるなどの対処を行っていただけるとよろしいかと思います。術後、完全に落ち着くには半年ほどかかりますので、それまではあまり強く鼻をかむのはさけてください。
本当に理想の鼻の形になりますか。
患者様それぞれに理想の鼻の形はあると思います。「憧れの芸能人のような鼻の形になりたい」「西洋人のように鼻先をツンとしたい」など、様々なご要望があるのも確かです。当院としましても、そうした理想に近づけるよう、施術法のご提案やデザインをしていきますが、もともとのお鼻の形やお顔とのバランスなどを見て、どうしても不自然になってしまうと判断する場合には、そうしたアドバイスもさせていただきます。
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