全切開二重術の効果は永久に続く?リスク・副作用・費用についても解説
二重整形には、埋没法と切開法があります。切開法の中でも全切開法の効果は永久に続くと聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。確かに半永久的に効果が持続する施術ですが、絶対に後戻りしないとは限りません。そこで今回は、全切開二重術の特徴や効果の持続期間、リスク、副作用、費用などについて詳しく解説します。
全切開二重術とは
全切開二重術とは、皮膚を切開して眼輪筋や瞼板、眼窩角膜などを処理し、強固な二重ラインを作る施術です。切開部を糸で縫合し、7日目に抜糸します。
糸で二重ラインを形成する埋没法では後戻りしてしまう方、後戻りの心配をしたくない方に向いています。
全切開二重術と部分切開、埋没法との違いについて詳しくみていきましょう。
全切開二重術と部分切開の違い
全切開二重術は、二重ラインを端から端まで切開し、余分な脂肪を除去したうえで縫い合わせて二重を形成します。施術時間は60分程度と部分切開と比べて時間がかかりますが、効果が半永久的に持続します。
全切開二重術は、次のような方に向いています。
・しっかりと二重幅を取りたい
・まぶたが腫れぼったい
・まぶたの脂肪が多い
部分切開は、二重を作るラインを3~5mm程度切開し、内部処理をしたうえで縫合することで二重ラインを作る施術です。全切開よりも切開の範囲が小さいため、それだけ術後の痛みや腫れを抑えることができます。
部分切開は次のような方に向いています。
・まぶたの脂肪が少ない
・二重幅をそれほど大きく広げない
・術後の腫れを抑えたい
埋没法との違い
二重切開法と埋没法には次の違いがあります。
二重切開法 | 埋没法 | |
---|---|---|
メリット |
・効果が半永久的に持続する ・理想的な二重幅に広げやすい ・腫れぼったいまぶたを解消できる |
・糸で二重のラインを固定するため切開の必要がない ・糸を取れば修正できる ・腫れや痛みが少ない |
デメリット |
・切開が必要なのでダウンタイムが長い ・腫れが長く続く |
・糸が取れる可能性がある |
全切開二重術の効果は半永久に続く?
全切開二重術の効果は半永久的に続きます。永久に続く可能性が高いものの、ごくまれに取れてしまうため、「半永久的」との表現に留まります。切開における後戻りの原因は、瞼の厚みや医師の技術不足、シミュレーションの問題などさまざまです。
このような原因をすべて解消すれば、全切開二重術の効果がより長く続くでしょう。
全切開二重術の副作用
全切開二重術の施術後は、次のような症状が現れる場合があります。
・腫れ
・内出血
・むくみ
・かゆみ
・顔の熱感
・傷跡の色素沈着
・倦怠感
・発熱
・頭痛
中でも起きる可能性が高いのが腫れと内出血です。大きな腫れは施術後1か月ほど続き、内出血や感染症になった際は長引く可能性があります。
内出血は、手術操作によって細かい血管が傷つき、皮膚の下で出血することによるものです。出血したところから目の周辺にかけて紫色になり、1~2週間ほどかけて消えていきます。また、白目に内出血が起きた場合は一部が赤くなりますが、これも1~2週間程度で消失します。
全切開二重術の術後の注意点
全切開二重術の術後は、次の注意点を守る必要があります。
・むくみや腫れ、治癒の遅れの原因となるため、術後1週間は飲酒と喫煙を控える必要があります。
・術後1週間は安静に過ごし、軽めの運動は2週間後から始めることができます。サウナや激しいスポーツなどは術後1ヶ月から可能です。
・うつ伏せ寝や横向き寝は腫れが強くなる原因のため、仰向けで枕を高くして寝る必要があります。
・翌日までは車の運転を控える必要があります。
・コンタクトレンズは抜糸翌日から使用可能です。
・手術箇所のアイメイクは1週間程控える必要がありますが、他の部分のメイクは当日から可能です。
ダウンタイムが終了し、二重のラインも安定するまでには約3~6ヶ月かかります。
全切開二重術の術後の経過
全切開二重術後は、まぶたや視界などに変化が生じます。術後の経過について詳しくみていきましょう。
まぶた
腫れやむくみによって左右差が生じたり、一時的に二重幅が広く見えることがあります。腫れやむくみが治まるにつれて完成形の二重幅に近づいていきます。
視界
まれに視界がぼやけることがあります。これは、角膜が腫れている影響と考えられるため、腫れが治まるにつれて症状も改善するでしょう。
傷
切開したところの傷は薄い茶色から白っぽい線に数ヶ月かけて変化していきます。
加齢による変化
全切開二重術後も加齢によるたるみが起きるため、その影響で二重幅が狭くなることがあります。
全切開二重術の費用
全切開二重術の費用はクリニックによって大きく異なります。AiZクリニックの全切開二重術の費用は300,000円です。費用だけでは技術や経験などは判断できないため、まずはカウンセリングを受けてみて医師の信頼性を見極めましょう。
全切開二重術の効果が続かない原因
全切開二重術の効果がなるべく長く続くように、信頼できるクリニックで施術を受けるとともに、カウンセリングやシミュレーションをしっかりと受けることが大切です。次のような場合は全切開二重術の効果が長続きしない可能性があります。
シミュレーション不足
全切開二重術の適切なシミュレーションが行われないまま施術に入ると、希望する理想的な二重ラインを作ることはできません。また、骨格による二重幅の限界値を見極めなければ、不自然な仕上がりになる恐れがあります。
目元のバランスや骨格によっては、他の施術を併用しなければ希望する二重をつくれない場合もあります。
技術不足
全切開二重術における内部処理の方法が不適切であった場合、二重ラインが取れてしまうケースがあります。全切開二重術についての知識と技術が豊富で、安心して施術を受けられるクリニックを選ぶことが大切です。
経験・実績が豊富で、口コミ・評判も良いクリニックを選びましょう。
信頼できるクリニックを探そう
全切開二重術の効果は半永久的に続きますが、シミュレーション不足や技術不足などがあると後戻りする恐れがあります。全切開二重術の知識や技術、経験、実績が豊富で信頼できるクリニックで施術を受けましょう。
AiZクリニックは、全切開二重術はもちろん、埋没法のAiZ CrossやクイックAiZなど、さまざまな施術の中から患者さまのご希望を実現できる方法をご提案しております。事前のカウンセリングやシミュレーションも入念に実施し、理想的な二重整形術の提供に努めておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。