鼻プロテーゼ施術のリスク | AiZクリニックの鼻整形コラム|東京・表参道のAiZクリニック 

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鼻プロテーゼ施術のリスク

欧米人のような高い鼻は憧れですよね。日本人でも鼻にプロテーゼを入れると、あっという間にシュッと通った美しい鼻筋をつくれます。しかし、どんな簡単な整形手術でもリスクはつきものです。副作用などのデメリットもあらかじめ知っておくと心構えができて、トラブルを回避できるかもしれません。鼻にプロテーゼを入れるリスクや副作用を解説します。

プロテーゼって何?

プロテーゼは医療用のシリコン素材で、美容整形では鼻を高くする際の人工軟骨として用いられます。ほかにも、血管やさまざまな臓器など幅広い分野で重宝されている素材です。身体に移植してもアレルギーや炎症など、異物に対する反応が起こりにくい安全性の高さから鼻の隆鼻術によく使用されています。

鼻を高くするプチ整形

鼻を高くする簡単な整形といえば、ヒアルロン酸注入かプロテーゼの挿入が代表的でしょう。

ヒアルロン酸はダウンタイムがほとんどなく気軽に受けやすい施術ですが、期待した高さが出せなかったり時間の経過とともに元の状態に戻ってしまいます。衝撃にも弱く、鼻をあまり触っていると形が崩れる可能性もあります。

しかし、プロテーゼはダウンタイムが1週間ほどあるものの、しっかりと高さを出せるうえに半永久的にキープできるのが魅力です。衝撃にも強く、ある程度の柔軟性もあるため、多少ぶつかったり触られても歪む心配はありません。

プロテーゼの種類

鼻に挿入するプロテーゼには2種類の形があります。L型はトラブルが起こりやすいため、当院ではI型のみ取り扱っております。

I型は鼻筋をつくる真っ直ぐタイプ

・真っ直ぐに鼻筋を通せる
・鼻の根元から高さを出せる
・術後のトラブルが少ない
・鼻先はつくれない

L型は鼻筋と鼻先を同時につくる曲線タイプ

・鼻筋から鼻先までひとつのプロテーゼでつくれる
・雰囲気をガラッと変えれる
・整形がバレやすい
・鼻先にトラブルが起こりやすい

鼻プロテーゼ施術

鼻にプロテーゼを挿入する施術の流れを紹介します。

プロテーゼの挿入

鼻の穴を数mm切開し骨膜の下に挿入してズレないように圧迫固定します。プロテーゼを鼻のつけ根まで挿入して立体感のある鼻に整えます。手術時間は20分程度で、見えるところに傷ができないのがメリットです。

治療後

固定テープは数日間でとれますが、挿入したプロテーゼがちゃんと安定するまでには1ヶ月程度かかります。その間はできるだけ鼻に負担をかけないように気を付けて生活します。

鼻プロテーゼのリスク

鼻に合うサイズや形のプロテーゼを挿入すれば、副作用やリスクの少ない手術です。しかし、鼻に高さを出すために大きすぎるサイズや分厚いプロテーゼを挿入していると、以下のようなリスクが起こりやすくなります。

ズレや変形

挿入したプロテーゼが、長い年月をかけて鼻の中で線維性の膜に覆われてしまうことがあります。プロテーゼが被膜で覆われてしまっても直接的な害はありませんが、鼻筋に定着しないため触っているとズレたり、L型の鼻先部分が変形することがあります。

プロテーゼはちょっとしたことでは変形しませんが、鼻を強くつまんだり鼻先を指で押し上げたりするのは避けましょう。

不自然なテカりや変色

大きすぎるプロテーゼを挿入すると、鼻筋の皮膚が突っ張って皮膚の表面が異様にテカることがあります。また、皮膚の表面が圧迫されることで血流が悪くなり、肌の色が白っぽくなったり赤くなったりします。

また、直後はテカりや変色がなくても、時間の経過とともにプロテーゼの輪郭が浮き出て見えるてくることもあるでしょう。

鼻先に穴があく

L型のプロテーゼを挿入した場合に起こりやすいリスクです。鼻先がプロテーゼで圧迫されている状態が続くと、皮膚を突き破ってでてきてしまいます。鼻先に赤みや腫れが生じてきたら早めに医療機関へ相談しましょう。

デコボコやしこり

プロテーゼは異物なので、プロテーゼが身体に馴染まない状態が長期化するとプロテーゼの周りの組織が石灰化を起こします。鼻の根本や鼻先がデコボコして見えたり、触るとしこりを感じたりするようになります。

石灰化した組織を取り除くためには、プロテーゼを取り出して処置を行いますが、再挿入が可能です。

違和感

鼻にプロテーゼを挿入した直後はしばらく異物感がありますが、何年も経ってから急に違和感がでてきたら要注意です。プロテーゼがズレて周りの組織を圧迫したり、加齢で鼻の皮膚がうすくなってプロテーゼの形が浮き出てくる前兆かもしれません。

プロテーゼにできた被膜がちぢむと、プロテーゼの変形や違和感にもつながります。挿入して20年以上経過しているプロテーゼは、一度取り出してメンテナンスを行いましょう。

感染や炎症

感染症や強い炎症反応が起こった場合には抗生物質の投与を行いますが、症状が改善されない場合にはプロテーゼを抜去をします。プロテーゼの再挿入は半年程度の間隔をあけて行います。

プロテーゼを挿入するだけでなく、プロテーゼの除去や修正などのアフターケアもできる病院なら安心です。手術から数日経過しても赤みや腫れが引かないときには、早めに医師に相談しましょう。

プロテーゼを入れたら老後どうなる?

プロテーゼには寿命はなく、不具合さえ起らなければ半永久的に使えます。しかし、鼻の中で一生安定しているわけではありません。

老後でなくてもプロテーゼ挿入から20年以上経過すると、ズレや感染は誰にでも起こる可能性があります。

不具合が発生したら医療機関に相談してプロテーゼを抜いてもらいましょう。プロテーゼを今の状態に適した形や厚みに修正して入れ替えるメンテナンスもおすすめです。

リスクを抑えるには

プロテーゼのリスクを抑えながら理想的な鼻にするためには、ご自身の骨格や鼻に合う高さのプロテーゼを挿入することが大切です。

AiZ(アイズ)クリニックでは「ベクトラシュミレーション」を行い、プロテーゼを適したサイズや厚みに調整できます。鼻への負担が少ない手術が可能となることで、手術後のリスクが発生しにくい状態に整えます。

仕上がりを頭でイメージするだけではなく、実際に医師と一緒に手術後の状態を確認できるメリットもあり、理想の鼻をお互いに共有しやすいでしょう。

リスクはゼロにはできない

どんなに腕の良い医師がプロテーゼの挿入をしても、手術をする以上リスクをすべて回避するのは不可能です。

しかし、鼻の骨格や顔立ちに適切なプロテーゼを作成することで、リスクが少なく自然で美しい鼻筋をつくりやすくなります。まずはカウンセリングでプロテーゼのリスクについて説明を受け、どうやって回避するのかを確認していきましょう。

AiZクリニックは、繊細な鼻の整形手術を得意としています。デザイン性の高いプロテーゼを作成し、リスクを抑えながら美しいシルエットを叶えます。他院で失敗したプロテーゼを取り出す手術や被膜除去によるメンテナンスなどアフターケアも可能です。鼻のプロテーゼなら、信頼できるAiZクリニックで施術を受けてみませんか。

AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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