【平均いくらかかる?】鼻整形に平均的にかかる費用をご紹介
鼻整形をしたいと思ったときに、ブレーキを欠けてしまう理由のひとつが「高額な費用」です。最近では韓国ブームの高まりとともに、手術費用が安い韓国で整形する方もいます。そこで、主な鼻整形にかかる平均的な費用の相場を比較し、日本と韓国どちらが安いのか調べてみました。鼻整形費用が安いクリニックの特徴も参考にしてくださいね。
日本と韓国では異なる?鼻整形の平均費用
韓流ドラマや韓国アイドルの出現で、韓国人気が高まるとともに旅行者も増えています。美容整形は韓国では一般的で、クリニックも多く整形費用が安いとして、最近では旅行ついでに整形手術をうけて帰国する方もいます。
整形費用が安いと噂されている韓国で鼻の美容整形をしたら、相場としてどのくらいの費用がかかるのでしょうか。人気の鼻整形をピックアップして、それぞれの費用の相場を日本と韓国で比べてみました。
あくまで日本と韓国でおこなわれている鼻整形の相場を紹介しているので、実際にかかる費用は手術を受けるクリニックに直接確認しましょう。
プロテーゼによる隆鼻術
日本ではプロテーゼを使った隆鼻術の相場は10~30万円です。韓国でも10~30万円ほどで受けられ、日本とは差がありません。しかし、手術に使用する素材や技術によっては費用が大きく変動します。
韓国ではシリコンやゴアテックスと異なる新素材を使った隆鼻術があり、日本でもオーダーメイドプロテーゼという技術がでてきています。どちらも従来のプロテーゼを使った方法と比べるとかなり高額です。
鼻尖形成
鼻尖形成は鼻先を細く尖った形に整える整形手術です。丸い・厚い鼻先を細くとがらせて、スマートな印象にします。鼻先の向きや高さも調節でき、アップノーズ気味な鼻先を修正するのにも適しています。
日本で受ける鼻尖形成の相場は30~60万円ほど、韓国では30~50万円ほどです。鼻尖形成は手術工程が少なく、それほど大きな金額差は生まれにくいのですが、軟骨移植までおこなうとどちらの国でも倍近い費用になります。
鼻尖形成は、鼻翼軟骨を鼻先で細くまとめるように糸で固定する「クローズ法」と、鼻翼軟骨を切除する「オープン法」、耳の軟骨を鼻先に移植する「耳介軟骨移植」などが主に行われます。
クリニック独自の技術が用いられていることもあり、同じ手術でも施術内容が異なると費用にも差がでるでしょう。
鼻中隔延長
鼻中隔延長は鼻筋を伸ばして、鼻先を下に下げる整形です。短い鼻に耳介軟骨や肋軟骨を移植して長さを出します。
日本で鼻中隔延長を受けると50~70万円ほどが相場ですが、韓国では鼻尖形成や軟骨移植とセットで60~90万円とセット料金で安くなる傾向にあります。
鼻翼縮小(小鼻縮小)
小鼻の皮膚を一部切除して内側に縫いこんでサイズを小さくする整形です。内側と外側のどちらから切開するか、余分な脂肪を切除するかなどでも費用が異なります。
鼻翼縮小は日本でも韓国でも20~60万ほどの費用がかかりますが、相場はだいたい同じです。
鷲鼻
鷲鼻の修正はプロテーゼを挿入するだけで修正できるものから、骨切りが必要なものまであり、手術の内容によって大きく差がでます。しかし、日本と韓国の相場は同じで30~55万円ほどです。
ヒアルロン酸注射
メスで切らない整形手術は韓国でも人気が高い施術ですが、ヒアルロン酸の種類や注入量が費用に大きく影響します。
日本でうけるヒアルロン酸注射の費用相場は3~10万円程度ですが、韓国では少し安い3~6万円です。韓国ではヒアルロン酸の開発が進んでいて、安価な種類が出回っている背景が関係していると考えられます。
鼻フル整形の費用
聞きなれない方もいると思いますが、鼻のフルコース整形は、鼻を構成するすべての部分を同時に組み立てなおすセットメニューです。
鼻は鼻根部・鼻筋(鼻背)・小鼻(鼻翼)・鼻尖部などいくつものパーツでできていて、どこか一か所だけ整形してもバランスの悪い鼻になってしまいます。
土台から高さを出して鼻筋を伸ばし、さらに鼻先を尖らせるなど、一度にすべてのパーツをバランスよく仕上げるのが目的です。
できるだけ少ない回数で手術を終わらせた方が鼻への負担も少ない上に、各パーツを別々に整形するよりバランスを整えやすく費用も抑えられます。
一般的な鼻整形のフルコースは、耳介軟骨移植・プロテーゼ・鼻尖形成がセットになっていて、日本だと80~120万ほどが相場です。韓国のフルコースは安ければ50万円ほどですが、グレードの高い手術だと日本と費用は変わりません。
もともと鼻の形によって組み合わせる手術は異なり、小鼻縮小やハンプ削り、鼻中隔延長・鼻柱形成などが必要になると、さらに費用も高くなります。
なぜ韓国は整形費用が安いのか?
美容大国として知られる韓国では、新しい美容医療や豊富な美容機器など日本にはない美容施術や美容アイテムが豊富です。国が美容業界の発展を推して、さまざまな製品を自国で開発・製造しているので安く流通しています。
医療機器や新素材が安く手に入れられるので、同じ整形でも日本よりも韓国の方が安く提供できるのでしょう。
また、美容整形のニーズが高く、整形手術を受けるのが一般化している韓国では、美容外科クリニックの数が多く価格競争も激化しています。
しかし、部分的な鼻整形であれば日本との相場にそれほど大きな差はありません。渡航費用やホテルの滞在費用、通訳などの人件費などを含めると、日本で整形手術を受ける費用と同じくらいか高額になってしまいます。
長期休暇に韓国旅行と一緒に整形をしに行くという楽しみもあるかと思いますが、もし帰国後に副作用が起こった場合や修正が必要になったときには、頼れるクリニックがなく、非常に危険です。
切らない整形ならまだしも、骨を触るようなリスクを伴う手術はアフターフォローができるクリニックを選びましょう。
費用が安い美容クリニックの特徴
韓国でも日本でも、相場より費用がかなり安いクリニックは、手術件数を増やして荒稼ぎをしているといっても過言ではありません。
カウンセリングに医師が不在
美容整形の手術では、手術を担当する医師とお悩みや理想のイメージをしっかりと共有することが最も大切で、手術成功への第一歩です。
ヒアリングだけでなく、手術方法の提案やリスクの説明などもスタッフに任せて医師がほとんど顔を出さない場合には要注意です。
切らない手術をすすめてくる
切らない整形は傷ができないうえにダウンタイムが短いため、患者様にはメリットが多く感じられるでしょう。実は、医師にとっても手術時間の短縮や診察の効率化ができるので、メリットが多い治療といえ、年々手術件数も増えています。
本当に適切な施術であれば問題ありませんが、切らない手術を半永久的な効果があるように説明するなど無理にすすめられるときには注意しましょう。
また、切らない手術ばかり行っているクリニックには、医師の経験や技術が不足している可能性があります。切る手術を受ける際には避けましょう。
HPの料金と実際に手術費用が大幅に異なる
HPには安い料金を掲載しているのに、オプションを追加されて費用がどんどんと膨らんでしまったという経験はありませんか?
美容整形は自費になり、金額設定もそれぞれのクリニックで行っています。極端に費用が上がったと感じるときには、ほかのクリニックにも手術の相談をしてみましょう。
契約しないと割引で引き止める
手術費用が安いクリニックでは、契約件数を増やして収入を増やさなければなりません。そこで、値下げをしてでも契約をとろうとします。契約するまで帰れる雰囲気にならなくて仕方なく契約したという方もおられます。
鼻整形を費用で選ぶなら安さより相場を参考に
費用の安さを重視してクリニックを選ぶと、思わぬ事故や失敗を招きかねません。
日本の整形手術や鼻専門の整形クリニックに、韓国の相場より高額なイメージを持っている方は多いかもしれませんが、実際にはそれほど変わらないでしょう。
とくに腕のある美容クリニックでは自然と人気が高まって患者さんが訪れます。わざわざ安い手術をすすめたり、高額な費用で診療をしたりする必要はありません。むしろ適正価格で信頼のある関係を築くことを重視しています。
先端技術や特殊な技術、腕の良い医師が担当する場合は費用が少し上乗せされることはありますが、相場からかけ離れた高額な費用を設定することはありません。
鼻整形をするなら、ぜひ相場の範囲で価格設定をしているクリニックから選びましょう。
AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。