肩ボトックスの効果 | AiZクリニックの鼻整形コラム|東京・表参道のAiZクリニック 

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肩ボトックスの効果

日本人の3人に1人は肩こりに悩まされていると言います。特に、普段から、パソコン作業が多かったり、スマホが手放せない方は、肩まわりの筋肉が常に緊張し続けることで、凝り固まってしまいがちです。

肩が凝ると、マッサージを受けるという方も多いかもしれませんが、マッサージでは一時的に筋肉がほぐされるだけで、根本的な解決にはなりません。根気よくストレッチをしたり、適度な運動を心がけるなど、時間と手間をかけて体と向き合う必要がありますが、なかなか難しいのも確かです。そこで、今注目を集めているのが「肩ボトックス」です。

肩ボトックスとは、肩の凝り固まった筋肉に注射するボトックスのことです。ボトックス注射というと、顔のしわ改善などに用いるイメージが強いと思いますが、実は肩の筋肉に打つことで、肩こりを緩和する働きもしてくれます。また、このボトックス注射は、肩こりだけでなく、肩のラインをきれいに見せてくれたり、首を長く見せてくれたりなど、見た目の改善にも役立ちます。

今回は、肩ボトックスの効果や費用、クリニックの選び方などについてご紹介していきましょう。

肩ボトックスとは?

パク質には、「アセチルコリン」という筋肉を動かす指令を脳から筋肉へと伝達する神経伝達物質の機能を抑制する作用があります。

そのため、肩の僧帽筋や半棘筋、肩甲挙筋など、筋肉が緊張して硬くなっている部分にボトックス注射をすると、脳から送られてくる「筋肉を動かせ」という指令が抑えられ、筋肉の過剰な動きが和らぎます。

肩ボトックスはどんな人に向いている?

1.慢性的な肩こりの緩和・頭痛の改善

肩は、重い頭を支えているだけでなく、胸、腕などといった様々な筋肉を支えているため、いつも緊張状態にあります。そのうえ、昨今では、パソコンやスマホなど、頭や首が前に出やすい姿勢を長時間続けたり、目を酷使したり、運動不足だったりと、血流が滞りやすい条件が整いやすく、多くの方が肩こりに悩まされています。こうした血行不良や疲労物質の蓄積などが続くと、老廃物が溜まり、酸素や栄養が効率よく運ばれなくなることで、肩こりだけでなく、ひどい場合は頭痛までもが引き起こされます。肩まわりの筋肉に肩ボトックスを打つと、こうした緊張状態の筋肉が緩和され、肩こりが改善すると同時に、それによって引き起こされていた頭痛も改善していきます。

2.巻き肩の緩和・改善

肩ボトックスは、筋肉の収縮によって起こる現象を緩和してくれるので、肩こりだけでなく、巻き肩にも効果があると言われています。巻き肩とは、左右の肩が前方の内側に入り込んでいる状態のことを言います。肩の位置を横から確認してみると、耳よりも肩が前に出てしまっている状態で、さらに前から見ると、内側にクルッと入り込んでいる状態です。これは前述の肩こりと同じように、筋肉が緊張することで、しこりのように硬くなってしまっている状態です。この状態だと、血流が滞り、疲労物質が蓄積したり、栄養がスムーズに届かなくなってしまいます。肩ボトックスはこうした巻き肩の症状も緩和していきます。

3.首から肩にかけてのラインの改善

肩にボトックスを打つことで、筋肉の働きが抑えられ、盛り上がっていた筋肉がボリュームダウンしたり、いかり肩が緩和され、肩の位置が下がります。すると、首から肩にかけてのラインがすっきりとして華奢な印象になります。相対的に首が細長く見え、小顔効果も生まれるのが嬉しいポイントです。

どれくらいで効果が出る?

肩ボトックスは1回の施術でも効果を実感することができます。注射から1~2週間ほどで徐々に効果が出始め、個人差はありますが、3~4カ月ほど持続します。ただし、追加で注射を打たなければ、効果は徐々に薄れていきますので、薄れる前に再度注射を打つか、根本的な肩こり改善のストレッチを継続的に行ったり、適度な運動で肩の筋肉が凝り固まらないような対策を習慣化するなど、肩こりの再発防止に努める必要があります。肩ボトックスの効果の継続期間の目安は、軽度の方で6カ月、中程度で3~4カ月、重度では3カ月ほどとなります。いずれも、それぞれの方の筋肉の状態によりますので、施術を行うクリニックの医師の診断のもと、しっかり相談しながら打つことをおすすめします。

ダウンタイムや副作用

肩ボトックスは、注射を打つだけの施術なので、ダウンタイムも副作用もそれほど大きくないとされています。施術時の痛みも、通常の予防接種の注射などとそれほど変わりなく、麻酔などを用いることも多くありません。

注射後に考えられる、副作用としては、注射痕に内出血や腫れが生じたり、薬剤に対するアレルギーが起こったり、筋肉痛のような症状です。いくらダウンタイムや副作用が少ない施術だと言っても、体質によってはこうした症状が出ることがあるので注意しましょう。特に、アレルギーに関しては、過去に薬剤に対するアレルギー反応を起こしたことがなかったかどうか、しっかり医師に伝えるようにしましょう。

内出血や腫れ、筋肉痛のような症状については、いずれも数日で収まっていくものなのでそれほど心配することはありませんので、普段通りの生活を送ることができます。

施術費用の目安

肩ボトックスは、肩こりの症状の程度や個人差はありますが、おおよそ2~4万円(両肩)で受けることができます。費用を抑えたい方には、アラガン社製のボトックスではなく、後発品の韓国製などの安価な製剤を提供しているクリニックもあります。

失敗することもある?

肩ボトックスが失敗するというのは「効果が表れない」という状態です。ボトックスを打ったのに、いつまで経っても効果が表れない原因は「誤った場所に注射を打ってしまった」もしくは「施術後にボトックスの効果を薄れさせるような行動をしてしまった」「抗体ができている」のどれかになります。

まず、誤った場所に注射を打った原因は、医師の未熟さにあります。ボトックスなどの注射の施術は美容整形の中でも簡単な施術だと捉えられ、クリニックによってはまだ未熟な医師が携わることがありますが、こうした解剖学を熟知していない医師が施術を行うと、打つべき場所に薬剤を的確に注入することできず、十分な効果を得られなくなります。注射だからと、甘く考えず、医師選びはしっかり行いましょう。

2つ目の失敗の原因であるボトックスの効果を薄れさせる施術後の行動とは、たとえばボトックスの注入部位をマッサージすることで、製剤が他の部位に流れていってしまうことです。これでは、せっかくの製剤も十分に働かず、効果が半減してしまうので、施術部位に刺激を与えることは避けましょう。

また、施術後に熱いお風呂やサウナに入ったり、激しい運動をすることも原因です。ボトックス製剤は熱に弱い性質を持っているので、効果が薄れてしまいます。

肩ボトックスのクリニック選びのポイント

前述の通り、「たかが注射されど注射」で医師選びはとても大切です。肩ボトックスをする際には、クリニック選びをしっかりしましょう。

ポイントは、「カウンセリングをしっかり丁寧に行ってくれるか」そして「過去の口コミチェック」です。どんな美容整形でも施術前のカウンセリングはとても大切です。カウンセリングでの医師の患者に相対するときの姿勢を見れば、ある程度は医師としての腕をチェックすることはできます。もちろん、人当たりの良さや相談しやすさもありますが、それ以外にも、患者の相談に対して、専門知識を背景にしっかりと分かりやすく説明ができるか、治療内容を提案できるか、カウンセリングを通して、真摯な姿勢を確認できれば、施術後も定期的な通院を安心してし続けることができるでしょう。

これに加えて、過去の施術に関するデータをクリニックのホームページなどで確認してみたり、医師の経歴や症例・実績などを見たり、SNSなどで実際にそのクリニックで治療した方の口コミを見るのもとても参考になります。

アイズクリニックでは幅広い選択肢のボトックス治療を提供しています

アイズクリニックでは、親切丁寧なカウンセリングを心がけています。特に、美容医療が初めてで緊張されている方には、時間をかけて丁寧にご相談をお受けするようにしています。しっかりとお悩みを伺ったうえで、改善案を提案し、納得いただいたうえで施術に移っていきますので、安心してご来院いただければと思います。

肩ボトックスに関しては、当院では、アラガン社製のボトックスビスタのほかに、その後発品として韓国食品医療品安全庁に医薬承認されているボツラックスという製剤も提供しています。ボトックスビスタの場合、施術費用が2万4000円かかりますが、後発品のボツラックスに変えただけで8400円と費用を半額以下に抑えられるのがポイントです。

アイズクリニックでは、こうした費用面でも患者様に様々な選択肢をご提供し、最善で最適の治療を提供できるよう、日々努力しております。もちろん、医師は美容形成の世界で長年の経験を積んでおり、その技術力は定評を得ております。肩こりや頭痛は辛いものです。そんなお悩みをお持ちの方は是非一度お気軽にご相談にお越しください。

AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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