美容医療は日本で受けるべき?韓国における美容医療の事故例 | AiZクリニックの鼻整形コラム|東京・表参道のAiZクリニック 

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美容医療は日本で受けるべき?韓国における美容医療の事故例

韓国ドラマや韓国の音楽番組を見ていると、目鼻立ちの整った美しい俳優やアイドルがたくさん登場します。日本人にとっても、こうした方々は憧れの的であり、一度は「あんな顔になってみたい!」と思われた方も多いかもしれません。

こうした韓国の有名人たちも、顔の作りが生まれながらに美しい方もいらっしゃるでしょうが、美容整形で美しく生まれ変わっている方も多いようです。韓国では自らの美意識や社会的な見え方を考えて、美容整形をすることは特別なことではなく、そこがまず日本での美容整形に対する考え方とは違うところでしょう。

美容整形に対して抵抗感がないだけに、韓国には日本よりも多くの美容整形クリニックがあります。そんな韓国の美容整形の環境から考えて、日本ではなく韓国で美容整形を受ける日本人も増えています。ただ、注意したいのは、安いうえに理想通りの仕上がりになる場合がある一方、失敗してこんなはずではなかったと後悔する場合もあるということです。

韓国での美容整形が人気の理由

韓国での美容整形手術が人気な理由は以下のように、いくつかあります。

費用の安さ

韓国人の整形に対する意識の違いから、韓国では多くの美容整形クリニックが乱立しています。韓国の美容整形タウンであるミョンドンやカンナムには、美容外科クリニックの看板だらけで、鼻にギプスをした人や包帯を巻いた人をたくさん見かけることができます。そんな環境なだけに価格競争も激しく、日本よりも安く美容整形手術が受けられるのです。多くのクリニックがあるということは医師の数も多く、多くの手術を経験してきた技術力の高い医師にも出会える可能性があります。

ネーミングのうまさ

韓国のクリニックでは「貴族手術」や「猫手術」といった、想像力を掻き立てるネーミングの美容整形メニューがあります。貴族手術とは、ほうれい線や口元の突出などを改善するために自己組織を小鼻の付け根に挿入するもので、猫手術は鼻の下に自家組織を挿入し、口元や上唇の突出感を和らげるものです。こうした手術は、日本でもある程度行われてきた内容ですが、ネーミングに工夫を加えることによって患者がより想像しやすく、やってみたいと思えるようになっています。

韓国の美容整形の巧みなマーケティング

最近では、日本人向けに韓国の美容整形情報が紹介されたサイトがあったり、美容整形ツアーがあったり、美容整形をサポートしてくれる旅行エージェンシーまでが登場しています。こうしたサービスの中には、日本人割引やポイント付与、モニター募集など、日本人に嬉しいサービスを用意しているサイトや会社、クリニックもあることから、日本人の興味を引くのは当然でしょう。

韓国に根付いた整形文化

前述したように、韓国では美容整形手術後、ギプスや包帯をしなくてはいけないダウンタイムの間でも外を平然と歩いている光景を目にします。日本では、ダウンタイム中は人目を避けて自宅にひきこもる方が多いのに対し、韓国で手術をすれば、その後は人目を避けず、比較的自由に過ごせるのもメリットの一つでしょう。

韓国での失敗・トラブル例

韓国は日本から近い国だと言っても、やはり言語の違いや文化の違いから、整形手術で失敗やトラブルが起こる可能性はあります。

コーディネーターとの意思疎通が難しい

日本人向けの整形手術を増やすために、韓国では様々なサービスがあります。その一つとして、韓国のクリニックの中には、日本語が話せるコーディネーターが常駐しているところがあります。彼らは、カウンセリングから医師との意思疎通のための通訳などを請け負ってくれます。しかし、彼らも韓国人ですから、日本人とは異なる美的センスを持っています。日常会話は通じても、細かなニュアンスまで正確に伝えられるかは別で、希望をうまく医師に伝えられず、手術後の仕上がりに満足していないというケースもよくあるようです。やはり、そこは文化の違いもあり、ナチュラルに整形がバレない仕上がりにしたかったのに、いかにも整形しましたという顔になってしまったという失敗もあります。

感染時の対応の難しさ

プチ整形ならばまだしも、韓国で大がかりな手術を受ける方がいらっしゃいます。鼻の手術や骨削りや豊胸などといった大がかりな手術を受けると、その後のアフターケアもかなり重要になってきます。韓国は日本に近い国とはいえ、あくまで海外です。術後、日本に帰国してから内出血や感染症など、即座の対応が必要になったとしても、すぐにはケアしてもらえません。こうしたアフターケアの遅れが韓国で受ける美容整形手術の大きなデメリットといえるでしょう。

何かあった時の対処ができない

韓国で整形手術を受けた方の中には、希望と異なる仕上がりになってしまったり、カウンセリング時に話していた薬剤や素材ではないものを使われたり、日本では信じられないようなことが起こるケースも少なくありません。術後の経過が悪く、調べてみたら、思わぬ事実が発覚するケースがあるようです。どんなトラブルにおいても、その後どう対処してもらえるかが重要ですが、日本に一度帰国してしまうと、クリニックに連絡を取ろうとしても、コーディネーターとつながらなくなったり、対処してもらいたい旨を話しても曖昧にはぐらかされてしまうケースがあります。そうなると、結局、その後のケアは日本のクリニックに頼らざるを得なくなります。せっかく安く整形手術ができたと思ったのに、最終的にかかった費用は韓国と日本と合わせると、かなり高額になるでしょう。手術するということは、自分の体を預けるということですから、気軽に考えず、本当に信頼できる医師なのか、韓国の形成外科医として認められている医師なのか、またその医師の経歴などを事前に調べるなど、事前にしっかり確認しておくことが大切です。

海外での美容整形がおすすめできない理由

海外での医療事情は日本とは大きく異なります。美容整形手術で用いる薬剤も日本では認可されていないものを用いることもありますし、どんな医師が施術に携わるかわかりません。それだけ、事前の下調べや現地でのコーディネーターとのやり取りが重要になります。もちろん、何も問題なく、整形手術も無事終わり、楽しく観光して帰ってこられる方も多くいらっしゃいますが、もしものことを考えると、やはり手術は日本で受けるのがおすすめです。

実際に、日本には、韓国で受けた整形手術のアフターケアをしたり、修正手術をする美容整形クリニックがあります。手術内容の詳細についてのカルテなどを現地から取り寄せられればいいのですが、それができない場合には、CTやMRIを使って、体の中を調べ、どんな手術が行われたかを正確に把握し、必要であれば、埋め込まれた素材を取り除いて別のものに入れなおしたり、縫いなおしたりなど様々な施術を行います。

基本的には、他院修正と同じ内容になりますが、国が違えば、日本よりも安全性の低いものが使われているケースもあります。手術前の写真や手術時の情報をもらうことも困難な場合が多いことから、どのような素材や薬剤を使ったのか、どこにどのように入れたのかなどの詳細がわからず、治療方針を立てづらいこともあります。それだけに、より一層医師の技術力や対応力が求められます。

アイズクリニックでは韓国で受けた美容整形の修正手術も行います

アイズクリニックでは、韓国をはじめとする海外で施術を受けた患者様の修正手術を行っています。海外で受けた施術に関しては思わぬ材料が使われていたり、手術方法も様々なため、手術中の臨機応変な対応が必要になります。当院では、経験豊富な医師がこうした症例にも対応しますので、安心して手術に臨んでいただけます。韓国で美容整形手術を受けた方の中には、希望とは違う仕上がりになったり、不調を抱えても、誰に相談していいかわからずにいる方もいらっしゃるでしょう。当院では、そうした方にもできる限り対応していきます。お悩みの方は、是非一度カウンセリングにいらしてください。

AiZCLINICでは無料カウンセリングを行っております。気になっている施術やお悩みなどがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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